ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

ストレスの強く掛かった方が余計にハイになる?

2022-06-22 07:48:18 | 病状

 つい先週のこと。胃内視鏡検査を受けた後、開放感からか久々にドライドランクのようなハイな気分(軽躁状態?)を経験してしまいました。

 食道がんの主治医が異動で代わり、後任の K 先生が化学療法6ヵ月後の経過観察として最初に指示を出したのが胃内視鏡による病巣部位の目視検査でした。

 主旨が病巣部位の再確認ですから、ヨード染色やら、組織切片採取やら、それはもうしつこいぐらい食道内を上下に動き回る胃カメラでした。

 なぜ、そんなしつこく? 元あった部位に腫瘍が見当たらなかったのか、内視鏡に慣れている私でも、さすがに嘔吐しそうになった程でした。

 ドライドランクに似た軽躁状態になったのは、内視鏡検査から解放されて清算直後の会計窓口でのこと。

 支払いを済ませた私はつい気が緩んだのか、顔見知りの会計担当者にいとも気安くこんな言葉を口走っていました。

「つかぬことを伺いますが、私の髪って床屋に行くべき時期でしょうか?」
「えっ、・・・さぁ~?!」と、戸惑いを見せた会計担当者。
それを見て追い打ちを掛けるように、
「髭は、こんなんですけど・・・」と、マスクを下にずらし、不揃いに伸びた口髭を見せた私。
「そろそろ、・・・ですかねぇ?!」と、どっちつかずの反応を見せた会計担当者。それを見てさすがに、
「いや~、厚かましい質問をして失礼しました」と、それ以上のことは思いとどまることにした私でした。

 なぜ唐突に散髪の話を? がん化学療法で一旦脱毛した頭ですが、再び生えてきた髪を散髪したのは2回だけ。
 しかも、前回の散髪から1ヵ月ほど経っていたので、そろそろ床屋でもと思っていたのですが、まさか病院職員に判断を仰ぐとは・・・?

 件の会計担当者とは、ここ20年来、年に何度も顔を合わせています。とは言っても、散髪自体は個人の趣味的なことなので、聞かれた方もさぞかし困ったことでしょう。

 実は、表題の言葉を思いついたのはこの出来事がきっかけでした。思えば、ドライドランクを初めて自覚したのが大腸内視鏡検査を受けた直後のことだったのです。

 断酒して9 . 5年超が過ぎ、今さらドライドランクもないと思うのですが、強いストレスが掛かった直後はまだまだ油断できないということ、改めて思い知りました。

 

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