8月下旬の平日、午後から休暇を取得した日のことです。道中、早めの閉店を告知するツイートがあったこともあり、15時10分に店頭に到着し不安な気持ちを抱きながら店頭を覗くと、丁度助手さんがこの貼紙を張っているところ。「終わりですか?」と聞くと「大丈夫ですよ。」と笑顔での返答があり、18人の行列の最後尾に続きました。また、並び中には「貼紙では15時となっているけど、15時30分頃で閉店だと思うよ。」と教えてくださいました。その後、その言葉どおり、後続に8人が続いた15時33分に閉店となりました。それから、6人ががっくりと肩を落として帰った後の16時10分に入店し、16時24分になってラーメンが配膳されました。
大豚、大蒜脂+ネギ。ラストから2ロット内となったことで、時間的余裕があるだろうと豚入りにしました。
麺丼。
2分間隔で2回に分けて鍋に投入され、最長8分弱経った頃麺上げが始まりました。
そして、3分弱を要して6つの丼に振り分けられました。
飴色に染まってぷっくりと膨れた見た目の麺は、弾くようなしこっとした食感。硬めにも思えました。
久し振りに粗挽き唐辛子と胡椒を。
固形脂には大きな背脂が見受けられました。
野菜丼。
ザックリとした歯応えの残る、熱を保ったままの野菜。
しょっぱい位にタレの染みた脂身たっぷりの豚
分厚くもしっとりとした肉質の赤身であったので、容易に噛み砕くことの出来た豚。
表面に自身から染み出したエキスが滲んでいた豚。
赤身はドライな触感ながら、プルッとした脂身を備えていた豚。
ゴロゴロとしたブロック状の赤身は、表面には堅固さを持つも、少し力を加えただけで容易に崩れました。
端豚とは思えない、
瑞々しさとそれに因る軟らかさのあった豚。
一瞬だけ、醤油のヒリッとする鋭さを感じたものの、豚の旨味に中和されてか、その後は落ち着いた塩気が、纏わり付くような液体油の存在感と共に口の中を支配していたスープ。食後、豚よりも液体油の存在感が高いことが、醤油感を強めていたように思いました。
パラっとした大蒜。
ネギ。
麺とスープの両方に添えましたが、スープにだと青臭さが気になりました。
大汗垂らしながら19分弱で完食。ラストロットの配膳中の店主さんと助手さんにお礼を言い退店しました。