10月下旬の土曜日に訪れました。午前中は幾つかの所用を済ませてから出立し、店頭への到着は15時丁度に。その時の行列は14人で、15時22分には入店し15時29分にラーメンが配膳されました。なお、私がこの日の昼の部最後の客となりましたが、所謂宣告が行われた形跡はありませんでしたので、少なくとも営業時間内、恐らく並びがある限りは時間外でも受け入れて頂けそう。
大豚入り(硬め)、大蒜脂。
直前のお客さんで前ロットが埋まり、1人だけのラストロット調理となってしまうかと心配しましたが、入店して少しすると店主さんから「大でいいですか?」と確認が入り、私を含めた8人分がラストロットとして運用されました。そして、私もそれを察して、合間を見て助手さんに「硬めでお願いします。」と。
通常のものより約1分早い6分程の茹で時間だった麺。そして、硬め分の盛付が終わった後、通常分が2分弱で7つの丼に振り分けられていました。
ゴワ、ボソ感が強く、太くて厚みのあるフォルム。「大」と言ってもそれほど多くは感じませんでした。
茹で加減を指定したことで、どれ程の違いが生じたのかは分かりませんが、この状態であれば、次回からも硬めをお願いしたいと。
キャベツ率が高く、バリっとした咀嚼音を発していた野菜。
豚。
小さめの形状ながら、どれも分厚くカットされていました。
赤身メインながら十分に水分を保有し、舌の上で容易に分裂した豚。
赤身の中に適度に脂身が散りばめられていた豚。
とろとろの脂身と、表面がカチッとした赤身。
しつこ過ぎないコクを持っており、僅かに乳化していたように。ただ、徐々に丸みを帯びた醤油の風味が勝っていき、後味はスッキリ。
粗目に刻まれた大蒜。
固形脂は大きな背脂。
カラメは足されていなかったはず。
およそ11分で完食。片付け作業中の店主さんにお礼を言い、退店しました。
この後、別の目的地へ向かう移動中、仕事上の緊急着信あり。結局、皆、無責任で嫌な事は人に押しつけるだけ、であることを改めて痛感。一気に気分が沈み、予定を取りやめ真っすぐ帰宅し
ました。