9月初日、職場の夏季休暇を取得した日のことです。大学生時代を過ごした街並みを眺めながら電車を乗り継ぎ、12時丁度に店頭へ。念の為、店付近の注意書きを確認してから、8割方の埋
まり具合の店内へ。
食券を購入すると、店主さんから席へと案内されました。
退店するまで特に会話はありませんでしたが、着席する際、二度見するような素振りをされたので、気が付いてくださったのかも。
その後はお昼時ということもあり、続々とお客さんが訪れ、2人分で調理され始めたロットは、私を含め7人分に膨らんでいました。そして、7人まで座れる中待ち席にも3~4席が埋まり。
卓上の調味料は、黒胡椒と唐辛子と醤油ダレ。給水機脇には、レンゲも用意されていました。
小ラーメン、大蒜。盛付は店主さん。思えば新小金井街道店、三田本店、立川店、目黒店でお会いしましたが、店主さんの作るラーメンを食べるのは初めて。
麺。
約7分間の茹で時間で、1分強を要して7つの丼に振り分けられました。
ふくよかな見ためで、最初はゴワッとした食感を、噛み切る際にはもうひと噛みを必要とされる粘り腰を発揮したように感じたことから、伸縮性をも持っているように思いました。
卓上の黒胡椒と唐辛子。
キャベツが大きめに切られた野菜は、シャクシャクとした感触が残る茹で加減。
外見からははっきりと脂身の存在を目視できませんでしたが、しっとりかつ歯応えがありながら、決して硬さはない肉質の赤身。
サクッシトッとした、やや荒さを持った赤身とトロッとした舌触りの脂身。
スープ。
透明度が低く、厚みのある甘さが先行する味わいの中に、ピリッとした醤油の存在感を覚え、咄嗟に三田本店を思い出しました。勝手に非乳化だと思い込んでいたのですが、ほんの少しだけ乳
化しているようにも思ました。
無意識に丼内に拡散させてしまいましたが、時折スープに酸味を感じたのは大蒜のせいかな?
11分弱で完食し、次ロットの盛付中の店主さんにお礼を言い、退店しました。
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