宇ち多゙を後にして、近くにある評判のお店へ。雨が降り続いていたこともあってか直ぐに入店することが出来ました。
卓上の様子。
お酢と一味唐辛子と柚七味と黒胡椒。黒胡椒は器具の使い方が分かりませんでした。
地鶏(醤油)ラーメンと豚ヒレ肉のユッケ飯(本日のご飯②)。
地鶏(醤油)ラーメンの具材は、鶏と豚の低温チャーシューに鶏団子に穂先メンマに海苔にネギ。
4つの角を感じ取れる茹で上がりで、加水率低めと推測される麺。
歯を入れても容易には噛み切れない反発力がありました。
最後はプツンっと千切れ、歯切れ良いと表現したい食感が伝わりました。
ローストしたような見た目からパサつきを警戒したくなるも、しっとりとして軟らかく、しかも肉々しさ満点の豚チャーシュー。
特に鶏は、生ではないかと疑う出来栄え。また、どちらも弾力も持ち合わせ、旨味もしっかりと内包していました。
潤沢な鶏の風味を醸し出し、舌の上で溶け出すように崩れた鶏団子。
ネギはシャキシャキとしてフレッシュなもの。
パリパリの海苔には下味が。メンマはスッと噛み切れました。
表面に油膜が散見される透き通ったスープ。
豚よりは控えめな鶏ガラのコクを、液体油恐らくは鶏油の奥行と醤油の塩味が支えているような、円やかな味わい。何度レンゲを口に運んでも、味覚を構成する各要素が過剰に積み重なることがなく、後味はあっさりとしていました。無化調を謳っていますが充分な満足感をという感想です。
豚ヒレ肉のユッケ飯。
具材は豚ヒレ肉とネギと卵黄。豚肉は厚い甘みを感じるタレが絡められており、ネギの上からは胡麻が振りかけられていました。
ヒレ肉って、こんなに瑞々しくこんなに簡単に噛み切れたっけという感想を。
ユッケということで卵黄を溶きます。
汚いですがこういうことですよね。タレにより味付けされてあるので調味料は何も足していません。
15分程で完食。鶏ってあっさりしているだけじゃ無いんだな、と思わせる一杯でした。惜しむらくは、今後もアルコールが入った状態で食することになるであろう、ということだけです。
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