京成立石から越谷駅へ。目論見よりも移動に時間を要してしまったことに加え、トイレに寄る等したことで14時57分に到着。最近、行列が激しいとの情報があったのですがこの時は2人と控えめで一安心。数分で入店し2杯分の食券を購入。そして到着から20分強でラーメンが配膳されました。
このところお酒の効き方に変化が生じてきて、以前は直ぐに酔いが最大値まで回るも2~3時間経てばほぼ正常に戻っていたのですが、ここ数回は量の割には酔いの程度が浅いと思うも、それがいつまでもという状況が続きます。ですので、この時も傍から見れば、酔っ払っているという状態でした。従って、記憶はかなり曖昧です。
最初に、小ラーメン、大蒜脂しょうが。
スープが絡んで飴色に色付いた麺。
表面は水分をたっぷりと含有し、ふにゃっとした感触。
全体的にしなやかさとふくよかさを兼ね備えていました。
しっとりめの野菜。
キャベツが大きく切られているのでその甘さが強めに伝わってきました。
豚。いずれも赤身メインの顎力を要するものでした。
脂身がトロっとした豚。
高密度に詰まった肉質ながら、旨味が残存している豚。
裏返すと端豚でした。
赤身を結合する脂身部分で崩れてしまっていた豚。
醤油が舌に突き刺さるように感じられ、その後に液体油が台頭してきたスープ。ここ数回の円やかさ全開の仕上がりとは一線を画す味わいでした。
しっとりした大蒜は多め。
しょうが。大胆にスープに溶いて全体にその風味が及んだものを楽しみつつ、時折固形物に捜しあたるとそれがより強く感じ取れる、という具合がとても気に入っています。
甘辛く味付けされた固形脂、というよりトロトロの豚でした。
続いて、小ラーメン、大蒜脂しょうが+汁なし。
汁なしにもトッピングできるか店主さんに確認して、こちらにもしょうがをお願いしました。
助手さんが丁寧にタレを絡ませてから提供されます。
表面は滑らかな舌触り。
ふかふかともしています。
良く混ぜると、どれか一つの味付けだけが目立ち過ぎないバランスの取れた味わいに。
野菜。フレッシュさが残っていると、濃厚な味わいの箸休めとして適当なのかもしれませんが、これ位しんなりしている方が他の具材との絡みが良くお気に入りです。
豚は3つかと。
脂身が少なく赤身の魅力を受け取れる豚。
中央部の脂身のくにゅっとした歯応えがクセになる豚。
赤身は総じてみっちりとて、歯を入れると噛み千切られることに抵抗するような反発力を保持していました。さらに噛み締めるとジュワッと残っていた旨味が染み出してきました。
豚一枚のお客さんが居たからか店主さんよりプレゼント。常温でしたが、そのままでも潤った感触を覚えました。
麺に浸る位に多めに注がれていたタレ。
タレは液体油の存在感が強くそれ由来の甘さも。ブラックペッパーもそれ自身をかみ砕くと強烈な辛味が口の中に広がりますが、それ以外の局面では出しゃばり過ぎない存在に留まっていたこともあり、こってりさが勝った仕上がりでした。
フライドオニオンの硬度は控えめ。
こちらの脂はその名のとおりプリっとした固形脂。
水分含有量多めの大蒜は抑制された風味。
強めの香りと鋭利な辛味が合いますね。今までしょうがって過大評価されていると思っていたのですが、今回私が過小評価していたのだと気付かされました。
生卵。汁なしには混ぜずラーメンに投入してしまいました。
完食までに30分近く時間を掛けてしまい、豚の破片を少し残してしまいました。店主さん助手さん、申し訳ありませんでした。今後は、大酒食らってラーメンを食べてから訪れることはしないと心に誓って退店しました。
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