6月最初の土曜日に訪問しました。11時25分に到着すると先週よりも多い31人が列を成していました。緊急事態宣言が解除されて2度目の週末ということで、これ位が通常なのかもしれません。ただ、その後の列の伸びは鈍く、1時間程待って店頭に移動した際の後続は13人、さらに20分で店内へ案内された時には16人に。そして、その約10分後にラーメンが配膳されました。尚、13時15分頃の退店時には14人が入店を待っており営業中を示す看板が掲示されたままでした。
塩油そば、中盛り。この日も厨房内には店主さんと息子さん。助手役の息子さんに「温かい油そば、中盛りでお願いします。」と伝えましたが、その様子から「温かい」は言わなくてもよかったようです。
提供直前に二回り三回りとごま油が回し掛けられた為、丼からは食欲をそそる香りが漂って来ました。
表面はへばりつくようにヌメッとしています。ただ、そのまま口に運ぶと、不思議なことにぬるぬる感はほとんど感じずモッチモチな食感とごま油の風味がダイレクトに伝わって来ました。
調理過程を観察していると、塩ダレには醤油とスープも含まれているようです。
塩に加えて黒胡椒も効いてはいるのですが、より鷹の爪のピリッとした辛さが舌に残りました。
具材は全て丼の底に。コリっとしたメンマ。
短冊切りにされたチャーシューは麺の熱で温められてさらにしっとりと。
小口切りのネギと鷹の爪。
海苔はペニャッと。
良く混ぜて準備完了。
表面のヌメリが旨味の詰まった塩だれを良く絡め取ってくれます。
お酢をレンゲの上からチビチビと。サッパリさを求めたのですが、がっつくので咽てしまい上手に活用できず。
具材にもしっかりと塩ダレの味が絡んでいます。
改めて見ると、ペペロンチーノにソックリの見た目ですね。相性抜群の塩ダレが良く絡んだ麺と具材を楽しんで、残量がこれ位になったら、
スープ割りをお願いします。
塩ダレに魚介の風味が先行しつつも動物系の出汁でどっしりとした味わいのスープが注がれたことで、普通のラーメンよりも塩のお陰で後味スッキリ、塩ラーメンよりも深みがありコク豊かな刺激のある味わいに。
麺はスープと絡むことで、引き締まってシコシコとした食感が生まれました。
12分程で完食。水で締めていないので、モッチモチとした麺を楽しめるのがこの一杯の最大の魅力かと。これで通常メニューは全て食べましたが、個人的好みは、中華そば、塩油そば、冷やし塩油そば、塩ラーメン、つけ麺の順番です。
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