夢・つれづれに

何時も夢とロマンを持ち、思いのままに綴りたい

陶酔のひと時

2007年06月22日 | 今日のつれづれ

Reminiscenceー(回想)ーと題して布施明コンサートの幕が上がる。何時ものオープニングの音と共にラメ入りの白いジャケットを着た彼が現われる。
前半はご自分の思い出につながる歌を一つ々丁寧に、話や一人芝居を交えながら歌い上げた。(40数年には色々とあったでしょう)
後半は「僕には、あまりヒット曲と言うものはないので(いえ、いえそんな謙遜を)知らない歌もあるかもしれないけど、知らん振りしないで聴いてください」とジョークを交えながら何時もの様に、時には語りかけるに、時にはリズミカルに時にはドラマティックに歌い上げた彼は、コンサートが始まる前に肺炎をわずらった人には思えないくらい伸びやかな声が会場を陶酔の渦に巻き込んでいった。
40数年、彼の歌で同じように人生を歩んで来た私にとっては、やっぱり私にもその時その時の想いが走馬灯の様に感じられる一時であった。

黒のジャケット(後半は黒のJK)の胸の赤いチーフは還暦の印かな?何て思いながら最後の「さよならの歌」に思い切り拍手を送った。
そして、アンコール!今回はアカペラではなかったけど“マイウエイ”で幕が降りたのである私たちに夢とロマンと余韻を残しながら~。

 『さよならの歌』 

今日の終りが 近づいてきて

思い出に心を ほんの少しゆだねて

瞼閉じたら そこに広がる

儚い夢の海 涙が流れてゆく

 

サヨナラ サヨナラ

今日の日を ありがとう

サヨナラ サヨナラ

また逢う日まで Good‐bye

A.F. LIVE06-07 プログラムより