夢・つれづれに

何時も夢とロマンを持ち、思いのままに綴りたい

舞踊の会

2012年03月26日 | 舞と舞踊の会

何時もこの季節、3月の終わる頃(同じ桜の着物を着るので~)舞踊教会関西支部主催の
舞踊会が国立文楽劇場で各流派の共演のもと23日、24日の両日行われた。

私は23日仲間の出番が終わりお稽古に(西宮NHKカルチャーセンター)~

仲間は常磐津「妹背山」、お三輪(山村若禄之)求女(山村光)橘姫(山村楽春)
少しお芝居仕立ての舞台で三人三様の思いが表現されていたように思う。

昔 我師匠方のを拝見したことがあり、懐かしく(身びいきもあり)拝見したが良い舞台だったように思う。お疲れ様でした(敬称略)

24日は山村流六世宗家の天女、伯了に若峯董(羽衣)長唄「菊の泉」には光、若有子、地歌「羽織褄」若佐紀と山村流からの出演(敬称略)
何時もながら宗家の舞は清潔で色っぽく、若峯箽との連れ舞は大向こうもかかる。

興味があったのは藤間香都江の踊る長唄「百夜車(ももよくるま)」
これは小野小町に恋をした深草少将が百日通っている様子などが(雪の日も)情緒的に
上品に激しく実にステキだった。(敬称略)