今年の目標って…

子供の頃の夢

それは
専業主婦、そして優しいお母さんになることだった

そして家事などの合間、子供たちにピアノなどを教えたり…
そんな夢を抱いてた。

母から
「女の子は結婚して家庭に入る。安定した職業の働き者の旦那を見つけなあかん！」
そう言い聞かされて育てられてきたからかもしれない。

だから私は、一家の大黒柱になって家族を養えるようにプログラミングされていない。


バツイチママになり
両親に助けられ、コボン（息子）を育て上げる目標を掲げて私なりに必死で仕事をしてきた。

その目標も期限が迫ってきている。
それと同時に少し寂しい隙間風が私の心の中に入ってくる。

理由は…

コボンだけを見つめ、自分自身を見ていなかった。

自分以外の人の為…
自分の自我を封じ込めて、生きる習慣が身についてしまっていた。

母がなくなる寸前に
「自分のために、しっかり立って生きなさい。」
そう言われた。

一緒にいる父
「わしのことを考えず、自分の思う通りにしなさい。
わしのことは心配いらんから何処でも好きな所へ行ってみたらええ。
でもな、何か最悪な事があったら、お前には帰ってこれる所があるということだけは忘れるな。
だから心配せんと、自由に生きなさい。」

そんな私の両親は
自分の子供たちの為に生きてきた。

「ありがとう」
言いたくても母はもういないから肉声は届かない。

生きている父に、今！親孝行を…
と思っていても
日々の生活の中で忘れてしまい、いつの間にか月日だけが流れる。

そんな両親に私は未だに何も恩返しができていない。

コボンを育て上げたら、後のことは何も考えていなかった。


残りの人生…
生命を与えてくれた両親に感謝して
自分の足で立って、前向きな生き方をしたい。


今日から静かな我が家。
食事は父と二人…
寒い日の主食は





おろし梅蕎麦