育ててもらった実の親の在宅介護。
何処まで 携わって良いか、全くわからない。
介護に限らず『完璧』というものは存在しないので当然のこと。
繊維を除いた治療食も、食べられるものが減ってきた。
食材を買う時
食事を作る時
食事をする時
自分だけが食べるという事に、罪悪感を感じてしまう。
介護が始まり食欲減退して体重減少。
胃腸不調も続いている。
介護で辛いのは、誰のせいでもなく
自分の心が自分自身を苦しめている。
マイナス思考から抜け出せない湿っぽい心の私を心配し、遠方から親友が来てランチに連れ出してくれた。
イタリアン
食事とは
心身を作り保つ、生きて行くための原材料。
食材は
植物、動物…
大切な命を戴くもの。
両手を合わせ
「いただきます。」
私は不安感に支配され、もっとも大切な
『感謝』の心を すっかり忘れていたのだった。