これもトレーニング！

　今朝は町内の一斉清掃に参加。
溝に溜まった泥、ごみ、雑草などを大きなスコップで掘り出す作業。
アスファルトの割れ目から生えている雑草はなかなか頑固！必死で抜こうとしても抜けません。
私は、石垣の間で力強く可憐に咲いている花を見ると感動を覚えます。
人生、常に順調なら良いのでしょうが、逆風に吹かれたり奥深い谷に落ちたりと、様々な試練もありますね。
そんな時、早く逆境から逃れたいともがいたり、絶望的になったりします。
何かの本で読んだのですが、『人生、無駄なものものは一つも無い』『夜が明けない日は無い』
『どん底』と感じる時は、慌てず状況を受け止め、苦しいのに耐えて、そして解決に向かって行動する、そして乗り越える！
そのすべてのものをひっくるめて人生なんですね・・・。
なんて、ガラにもないセンチメンタルな内容になってしまいました。
私は本当の『どん底』を見たことはありませんが、2002年から５年間、慢性疲労で苦しんだ時、その回復に至るまでの長さから何度も音を上げそうになりました。
見た目はフツ～、誰にも苦しさを理解してもらえず、効く薬はありません。
自己治癒力をたよりに、ひたすら細胞が入れ替わるのを待つ時間薬のみ。
当事の息子は中学生。
「へこたれるわけにはいかない。でも、こんな調子では息子を一人前にでけへんやん・・・。だめだ～～～。私はだめだ～～。」
情けなくて悲しいのですが、泣けないんです。
泣いて涙が出るということは、一種の防衛反応。
思いっきり泣いた後はけっこうすっきりしますよね。
交感神経の緊張が大きすぎて、泣くことができない。
そのときふっと、
「負けへんで～！」
と声に出しました。
そうしたら、なんとなく元気が出てきて、頑張ろうと思えました。
今も、くそ～！と思うことがあれば
『負けへんで～』と心の中で叫びます。
今は、開き直り、無理しないことを覚えました。
昔のように根性が無くなった。
でも、その分ゆとりもあります。
これも、私の強くなるための大きなトレーニングだったのですね。
　一斉清掃が終了して解散後、ついでに自宅の1階と2階のトイレ掃除と換気扇、洗面所の掃除をして、部屋の掃除機をかけました。
掃除が終わると昼になっていました。
この蒸し暑さ、ジョギングに出るには過酷な気候。
一週間前から肩こりと疲労感と眠気・・・。
昨日から口内炎と少しリンパの腫れ。
根性が無いのではなく、本当に疲れていたみたいです。
身体を痛めつけるのと、鍛えるのとでは訳が違う！
休養も含めて、トレーニング！
今日は、完全休養になりそうです。