黒鉄重工

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欧州project~2012年ヨーロッパの旅~ スイス・ベルナーオーバーラント編  その12

2013-07-26 23:52:47 | 海外旅行記
8月31日(金) スイス6日目(通算10日目)



ついに8月も最後。旅行も10日目という大台に乗り、今日も出かけます。しかし、外は雨。まあ10日も旅行をしていれば1日くらいは雨になりますよね。
写真はベルナーオーバーラント鉄道(BOB)のABeh4/4Ⅱ。



まずはヴェンゲルン・アルプ鉄道(WAB)のBhe4/8 143に乗ってクライネ・シャイデックへ。



グリンデルワルトにいたときは雨だったのですが、標高が上がるにつれてだんだん白くなってきました・・・。お、雪か?



クライネ・シャイデックに到着。
そして外に出てみると・・・うおおおお、やっぱり雪だああああ!8月なのに雪降ってるぞおおお!
ホームには時計会社のラッピングをしたBt122。



Bt122の反対側にはBDeh4/4 122。クモハニ4/4-122?1970年に登場した動力車で、パンタ下が荷物室になっています。
ちなみにBt122は編成で片側にしか運転台が無く、クハ+サハみたいな構成になっています。もう片側にはかならず動力車が来るようになっているのでそのような構造になっているのでしょう。でもやっぱ、編成間通り抜けは出来ないようです。



ユングフラウ鉄道(JB)も接続待ちをしています。
昨日は山頂は雲だったとはいえ、麓の方はしっかりと山肌が見えていたのですが、今日はもう何も見えないですね。私は今たぶん雲の中にいるんじゃないでしょうか。そう思うと、昨日のうちにユングフラウヨッホまで登っていてよかったと思います。



He2/2の53号機。本当に50機以上も造ったのはかわかりませんが(多分そんなに造ってない)、なんと1909年製という恐ろしき古豪
後ろに貨車を連結しているあたり、保存車ではなく普通に現役だと思われるあたりがまた恐ろしいです。
100年前の車両を平気で使うとかスイス恐い。



なんとなく。



クライネ・シャイデックから、先ほどのBDeh4/4+Bt122の編成に乗ってラウターブルンネンを目指します。クライネ・シャイデックが峠のようなものなので、ここからは坂を下っていきます。



それにしても、すごい雲海。



途中の信号所でHe2/2 32号機と交換。クライネ・シャイデックで見たHe2/2と形式は同じで番号も若いですが、こっちは1995年製と90年近い歳の差があります。



ラウターブルンネン(Lauterbrunnen)に到着。ベルナーオーバーラント鉄道インターラーケン・オスト方面とラウターブルンネン・ミューレン鉄道はお乗換え。
駅の天井が高くてきれいな駅。車両基地も併設されているようですね。


貨物も取り扱っているようです。構内の片隅に設けられた貨物発着線や貨物ホームはかつての日本でも見られた風景ですな。
奥にはまさに絶壁といえる巨大な崖とそおから溢れ出す滝に目が移ります。すごい。


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