下宿に戻ってきました。
なので、冬休みの話でも始めることにしましょう。
さて、去る去年の冬休み、九州へと旅行に行ってまいりました。
目的は、南九州を走っている485系の記録。今年の3月に全線開業する九州新幹線の影響でこの485系の引退が予想されていたため、これの撮影に向かったわけです。企画段階では予想でしたが、後日に確定となりました。さすがに一夜にして置き換えることは考えにくいでしょうが、それでもこの冬休みが最後のチャンスになりそうなので、意を決して行ってきました。
また、関西でも引退・見納めとなる車両がいくつか存在するので、それもまとめて撮影しておこうというかなり欲張りな旅行です。そのため、なんだかんだいって人並み程度には観光するほかの旅行と違って、観光っ気一切無し。これから出てくる写真は9割以上が電車です。覚悟しておいてくださいw
しかし、九州へ向かうのはまだ2度目。しかも、九州まではフェリーという未だ乗ったことのない乗り物を利用するということで、少々不安・・・というわけで、今回は琥龍さんを道連れにしました。
ちなみに、今回の旅行を後ろから押してたのはU所長であるのは言うまでもなく・・・。「行かないと後悔するよ?」とか「今年ほど国鉄型が引退する年はないんじゃない?」とか、悪魔のささやきをさんざん聞いてきた結果です、はい。
では、しゅっぱ~つ。
第1走者:東海道本線 快速「ムーンライトながら」(183・189系) 静岡(01:50)→大垣(05:55)
実は、出発する前日(12月24日)に一旦実家へ帰っていた私。そんなわけで、静岡からの出発となります。ちなみに、その前日(23日)には部活の忘年会と二次会の徹夜カラオケがあったので、ほぼ眠らずに帰省。実家でもそれほど寝る時間を取らぬまま出発という最初からクライマックス状態です。
乗車列車は、みんな大好き「ムーンライトながら」です。これで朝早くに関西地方へと上陸し、悠々と関西の電車を撮影して、夜になったらフェリーで九州へ・・・という魂胆です。
車内では、東京から乗車してきた琥龍さんと合流。すこしだべった後、仮眠をとりました。が、熱田駅付近で起床。どうやら時間調整のための停車で起きてしまったようです。私の場合、列車泊というのは列車が走っててくれないと眠れません・・・。揺れてないと寝れない、というのもおかしな話ですが。
第2走者:東海道本線 普通(223系) 大垣(06:00)→米原(06:33)
大垣では恒例の大垣ダッシュを観戦した後、普通列車に乗り込み米原へ。
米原からは北陸本線に乗り換えて、福井県の南条駅まで向かいます。何条では特に何かするわけでもなく、すぐ折り返してしまうのですが、この折り返しの電車が「食パン電車」で名高き419系。
今年の3月で引退してしまうのですが、琥龍さんがその前にぜひ乗っておきたい!と言っていたので今回組み込んでみました。ちなみに、琥龍さんはこれのために車内で食べる食パンを買ってくるほどの気合の入れようです。
・・・・・・が、ががが。
アナウンス「今度の06:50発敦賀行きは車両トラブルのため運転を取りやめさせていただきました」
(゜д゜)!?
この日はクリスマスにキャッキャウフフしているリア充どもを凍え死なせるために神様が大寒波を発生させたのですが、その影響で北陸地方は雪が激しく、列車に遅れ・運休が出るほどでした。次に乗る列車もその影響を受けてしまったようです・・・。
次の敦賀行きは1時間以上後なうえ、遅延が発生している状況では419系とも遭遇できるか分からなくなってきたので、419系乗車は早々に諦めることになりました。まあ、あれだ。ちゃんと北陸へ来いってことですよ、きっと。
しかし、いきなり出鼻をくじかれたなぁ・・・。
第3走者:東海道本線 新快速(223系) 米原(06:47)→京都(07:43)
とりあえず、米原にいてもしょうがないので京都へ。その間に修正案の作成をします。
第4走者:湖西線 普通(117系) 京都(07:54)→おごと温泉(08:16)
実は、419系乗車の影にはもう一つ、485系特急「雷鳥」の撮影という目的がありました。計画通りなら敦賀で撮影していたのですが、やはり無理です。
ただ、419系と違って485系は関西のほうにも姿を見せるので、湖西線のおごと温泉駅で撮影を試みます。
485系の前身481系の誕生と同時に走り出した「雷鳥」も今年の春の改正で「サンダーバード」に置き換えられる予定。使用されている485系も引退いてしまいます。現在は1往復が細々と走るのみです。
歴史ある名列車が消えるのは惜しいですが、共に歩んできた481・485系と一緒にその歴史に幕を閉じるのはある意味自然なことかもしれません。
走行する姿を撮影できるのはこの列車のみなので、なんとしても押さえたい所。
まずは113系更新色。なかなかセンスのいい塗装で好きなのですが、近々塗り替わってしまうためきちんと記録しておきます。
117系の国鉄色。やはり塗り替えられてしまうので・・・。
なんてことを思っていたら来やがった!!
先ほどの電車が塗り替えられるとこうなります。JR西日本が現在進めている電車の単色化です。経費削減のために行っているのですが、それ以前のなにか大切なものを削ってはいないか?
ちなみにこの色、別になんの考えもなくこの色にしたわけではなく、「京都の抹茶」をイメージしているのだそうです(笑) でも、この電車が運用されるのは大部分が滋賀県だった気がするのは気のせいですかね?
初めは怖いもの見たさで来ないかな~とか思ってしまうものですが、いざ来てみるとやはり引いてしまいます。
さらに、JR西日本のお家芸のひとつ、編成の組み換え。
しかも、未更新車と更新車との組み換え。こうして並ぶと、両者の違いがよくわかりますね。とくに屋根の工法の違いが。
しかし、とっくに通過しているはずの485系はいつまでたっても現れず。やってくる特急は「サンダーバード」ばかり。気が付いたら1時間半が経過していました。どうやら北陸方面からの特急列車は予想以上に遅れているようです。
この日は寒波がすごかったことはさっき書いた通り。気温が低いだけならまだよかったんですが、風が強いのなんの。体力をどんどん削ってくれました。
先ほど見た抹茶が折り返してくる頃にもなると、さすがに諦めモードが広がっていきます。雷鳥も3月で引退してしまうので諦めたくなかったんですが、もう限界かなぁ・・・。
さすがに寒さが限界なので、暖かい待合室で待機して信号が青になったら表に出るというスタンスをとることに。
そうしたらいきなり来たああぁっ!!
実にここで待ってから2時間経った時のことでした。ま、待ってて良かったぜ。思わずガッツポーズも取ってしまう始末でしたw
後追いも撮影。反対側には「サンダーバード」が迫っていて、おおぅ危ない危ない・・・。
しかし、6両編成とはずいぶん淋しい姿です。
第5走者:湖西線 普通(113系) おごと温泉(10:28)→京都(10:49)
無事に485系を撮影できたので湖西線からは引き上げます。
ところで、JR西の113系更新車に乗ったのはこれが初めてだったのですが、いやはや・・・国鉄型車両とは思えない内装ですね。快適快適♪
第6走者:東海道本線 新快速(223系) 京都(11:00)→大阪(11:28)
第7走者:東海道本線 普通(321系) 大阪(11:37)→塚本(11:40)
電車を乗り継いでやってきたのは塚本駅。ここで無難に駅撮りでございます。
なんか来たっwwww
アルェー?こんな時間に雷鳥は運転されなかったはずなんだけどなぁ?
おそらくおごと温泉で撮影した485系の回送なのでしょうが、回送時にも雷鳥幕を表示してくれるとはありがたいファンサービスです。
第8走者:東海道本線 普通(321系) 塚本→大阪
第9走者:東海道本線 普通(321系) 大阪→塚本
回送だろ~、と思いつつももしかしたら大阪で停車しているかもしれないので追いかけてみましたが、やっぱりいませんでした。
大阪では特に収穫もなく、再び塚本へ。
内線を走る321系。223系を踏襲しながらもより都会的で強烈なブラックフェイスがかっこいい車両ですね。JR東の通勤電車とは違うかっこよさがあります。
外線には183系の特急「北近畿」が通過。
この183系の塗装、一件先ほどの485系と同じ国鉄色に見えますが、客室窓を覆う帯の下にさらにもう一本細帯が追加されていて、厳密には本来のものとは違うなんちゃって国鉄色です。
今度は内線にJR西日本の最新鋭電車、225系が通過。
中央本線や房総各線を走っている特急電車みたいな顔つきをしていますが、いざ実際に見てみると223系よりも新しい雰囲気の車両だな、と感じました(当然ですがw
逆に、それまでめちゃくちゃかっこいいデザインだと思っていた223系が急に古臭いデザインに見えてきました。253系とE259系でも似たようなことがあったような・・・。それでも、223系のほうが好きですけどね。
第9走者:東海道本線 普通(321系) 塚本→大阪
「北近畿」通過の後はしばらく特急が来ないので、一旦引き上げます。
大阪駅ではお昼ご飯。大阪と言ったらたこ焼きという琥龍さんの提案でたこ焼き屋へ。私はラヂオ焼きという、タコの代わりに牛筋こんにゃくとねぎの入ったものを注文しました。
その2へ→
なので、冬休みの話でも始めることにしましょう。
さて、去る去年の冬休み、九州へと旅行に行ってまいりました。
目的は、南九州を走っている485系の記録。今年の3月に全線開業する九州新幹線の影響でこの485系の引退が予想されていたため、これの撮影に向かったわけです。企画段階では予想でしたが、後日に確定となりました。さすがに一夜にして置き換えることは考えにくいでしょうが、それでもこの冬休みが最後のチャンスになりそうなので、意を決して行ってきました。
また、関西でも引退・見納めとなる車両がいくつか存在するので、それもまとめて撮影しておこうというかなり欲張りな旅行です。そのため、なんだかんだいって人並み程度には観光するほかの旅行と違って、観光っ気一切無し。これから出てくる写真は9割以上が電車です。覚悟しておいてくださいw
しかし、九州へ向かうのはまだ2度目。しかも、九州まではフェリーという未だ乗ったことのない乗り物を利用するということで、少々不安・・・というわけで、今回は琥龍さんを道連れにしました。
ちなみに、今回の旅行を後ろから押してたのはU所長であるのは言うまでもなく・・・。「行かないと後悔するよ?」とか「今年ほど国鉄型が引退する年はないんじゃない?」とか、悪魔のささやきをさんざん聞いてきた結果です、はい。
では、しゅっぱ~つ。
第1走者:東海道本線 快速「ムーンライトながら」(183・189系) 静岡(01:50)→大垣(05:55)
実は、出発する前日(12月24日)に一旦実家へ帰っていた私。そんなわけで、静岡からの出発となります。ちなみに、その前日(23日)には部活の忘年会と二次会の徹夜カラオケがあったので、ほぼ眠らずに帰省。実家でもそれほど寝る時間を取らぬまま出発という最初からクライマックス状態です。
乗車列車は、みんな大好き「ムーンライトながら」です。これで朝早くに関西地方へと上陸し、悠々と関西の電車を撮影して、夜になったらフェリーで九州へ・・・という魂胆です。
車内では、東京から乗車してきた琥龍さんと合流。すこしだべった後、仮眠をとりました。が、熱田駅付近で起床。どうやら時間調整のための停車で起きてしまったようです。私の場合、列車泊というのは列車が走っててくれないと眠れません・・・。揺れてないと寝れない、というのもおかしな話ですが。
第2走者:東海道本線 普通(223系) 大垣(06:00)→米原(06:33)
大垣では恒例の大垣ダッシュを観戦した後、普通列車に乗り込み米原へ。
米原からは北陸本線に乗り換えて、福井県の南条駅まで向かいます。何条では特に何かするわけでもなく、すぐ折り返してしまうのですが、この折り返しの電車が「食パン電車」で名高き419系。
今年の3月で引退してしまうのですが、琥龍さんがその前にぜひ乗っておきたい!と言っていたので今回組み込んでみました。ちなみに、琥龍さんはこれのために車内で食べる食パンを買ってくるほどの気合の入れようです。
・・・・・・が、ががが。
アナウンス「今度の06:50発敦賀行きは車両トラブルのため運転を取りやめさせていただきました」
(゜д゜)!?
この日はクリスマスにキャッキャウフフしているリア充どもを凍え死なせるために神様が大寒波を発生させたのですが、その影響で北陸地方は雪が激しく、列車に遅れ・運休が出るほどでした。次に乗る列車もその影響を受けてしまったようです・・・。
次の敦賀行きは1時間以上後なうえ、遅延が発生している状況では419系とも遭遇できるか分からなくなってきたので、419系乗車は早々に諦めることになりました。まあ、あれだ。ちゃんと北陸へ来いってことですよ、きっと。
しかし、いきなり出鼻をくじかれたなぁ・・・。
第3走者:東海道本線 新快速(223系) 米原(06:47)→京都(07:43)
とりあえず、米原にいてもしょうがないので京都へ。その間に修正案の作成をします。
第4走者:湖西線 普通(117系) 京都(07:54)→おごと温泉(08:16)
実は、419系乗車の影にはもう一つ、485系特急「雷鳥」の撮影という目的がありました。計画通りなら敦賀で撮影していたのですが、やはり無理です。
ただ、419系と違って485系は関西のほうにも姿を見せるので、湖西線のおごと温泉駅で撮影を試みます。
485系の前身481系の誕生と同時に走り出した「雷鳥」も今年の春の改正で「サンダーバード」に置き換えられる予定。使用されている485系も引退いてしまいます。現在は1往復が細々と走るのみです。
歴史ある名列車が消えるのは惜しいですが、共に歩んできた481・485系と一緒にその歴史に幕を閉じるのはある意味自然なことかもしれません。
走行する姿を撮影できるのはこの列車のみなので、なんとしても押さえたい所。
まずは113系更新色。なかなかセンスのいい塗装で好きなのですが、近々塗り替わってしまうためきちんと記録しておきます。
117系の国鉄色。やはり塗り替えられてしまうので・・・。
なんてことを思っていたら来やがった!!
先ほどの電車が塗り替えられるとこうなります。JR西日本が現在進めている電車の単色化です。経費削減のために行っているのですが、それ以前のなにか大切なものを削ってはいないか?
ちなみにこの色、別になんの考えもなくこの色にしたわけではなく、「京都の抹茶」をイメージしているのだそうです(笑) でも、この電車が運用されるのは大部分が滋賀県だった気がするのは気のせいですかね?
初めは怖いもの見たさで来ないかな~とか思ってしまうものですが、いざ来てみるとやはり引いてしまいます。
さらに、JR西日本のお家芸のひとつ、編成の組み換え。
しかも、未更新車と更新車との組み換え。こうして並ぶと、両者の違いがよくわかりますね。とくに屋根の工法の違いが。
しかし、とっくに通過しているはずの485系はいつまでたっても現れず。やってくる特急は「サンダーバード」ばかり。気が付いたら1時間半が経過していました。どうやら北陸方面からの特急列車は予想以上に遅れているようです。
この日は寒波がすごかったことはさっき書いた通り。気温が低いだけならまだよかったんですが、風が強いのなんの。体力をどんどん削ってくれました。
先ほど見た抹茶が折り返してくる頃にもなると、さすがに諦めモードが広がっていきます。雷鳥も3月で引退してしまうので諦めたくなかったんですが、もう限界かなぁ・・・。
さすがに寒さが限界なので、暖かい待合室で待機して信号が青になったら表に出るというスタンスをとることに。
そうしたらいきなり来たああぁっ!!
実にここで待ってから2時間経った時のことでした。ま、待ってて良かったぜ。思わずガッツポーズも取ってしまう始末でしたw
後追いも撮影。反対側には「サンダーバード」が迫っていて、おおぅ危ない危ない・・・。
しかし、6両編成とはずいぶん淋しい姿です。
第5走者:湖西線 普通(113系) おごと温泉(10:28)→京都(10:49)
無事に485系を撮影できたので湖西線からは引き上げます。
ところで、JR西の113系更新車に乗ったのはこれが初めてだったのですが、いやはや・・・国鉄型車両とは思えない内装ですね。快適快適♪
第6走者:東海道本線 新快速(223系) 京都(11:00)→大阪(11:28)
第7走者:東海道本線 普通(321系) 大阪(11:37)→塚本(11:40)
電車を乗り継いでやってきたのは塚本駅。ここで無難に駅撮りでございます。
なんか来たっwwww
アルェー?こんな時間に雷鳥は運転されなかったはずなんだけどなぁ?
おそらくおごと温泉で撮影した485系の回送なのでしょうが、回送時にも雷鳥幕を表示してくれるとはありがたいファンサービスです。
第8走者:東海道本線 普通(321系) 塚本→大阪
第9走者:東海道本線 普通(321系) 大阪→塚本
回送だろ~、と思いつつももしかしたら大阪で停車しているかもしれないので追いかけてみましたが、やっぱりいませんでした。
大阪では特に収穫もなく、再び塚本へ。
内線を走る321系。223系を踏襲しながらもより都会的で強烈なブラックフェイスがかっこいい車両ですね。JR東の通勤電車とは違うかっこよさがあります。
外線には183系の特急「北近畿」が通過。
この183系の塗装、一件先ほどの485系と同じ国鉄色に見えますが、客室窓を覆う帯の下にさらにもう一本細帯が追加されていて、厳密には本来のものとは違うなんちゃって国鉄色です。
今度は内線にJR西日本の最新鋭電車、225系が通過。
中央本線や房総各線を走っている特急電車みたいな顔つきをしていますが、いざ実際に見てみると223系よりも新しい雰囲気の車両だな、と感じました(当然ですがw
逆に、それまでめちゃくちゃかっこいいデザインだと思っていた223系が急に古臭いデザインに見えてきました。253系とE259系でも似たようなことがあったような・・・。それでも、223系のほうが好きですけどね。
第9走者:東海道本線 普通(321系) 塚本→大阪
「北近畿」通過の後はしばらく特急が来ないので、一旦引き上げます。
大阪駅ではお昼ご飯。大阪と言ったらたこ焼きという琥龍さんの提案でたこ焼き屋へ。私はラヂオ焼きという、タコの代わりに牛筋こんにゃくとねぎの入ったものを注文しました。
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