67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

イルカライブ

2006-10-21 23:43:31 | アコギ

 昨日は,職場の同僚とフォークシンガー「イルカ」のライブに行ってきました。役四半世紀前に彼女のライブは聴いた事があったのですが,相変わらずアルトと言うか彼女の美しい声は健在でした。
 このライブは、「森を復活させて生態系を守ろう」みたいなノリのチャリティライブです。昨年は、「こうせつ」のライブで自分たちが住む街で開催されたのですが,今年はお隣の土佐市で行われました。前半はトークショウでCW.ニコル氏を中心としたチャリティトークがあり後半がお目当ての「イルカ」のライブでした。
 「雨の物語」、「なごり雪」、「いつか冷たい雨が」など名曲を第一列目の特等席(イルカさんの皺まで見える!ごめんなさい)で聴く事ができました。彼女の60年代のD-35も健在で素晴らしい音色でした。チャリティのため¥3000と格安で会場は満杯でした。
 生「なごり雪」!、やっぱりいいや!!!

サム・レーザーのオルガンジャズ

2006-10-21 06:43:50 | jazz & vocal
Playback/Sam Lazar
(Argo LP4015)


 正当派ジャズが続いたのでやや軽めのオルガンジャズを行ってみよう!それもあんまりコテコテにならずにリラックスできるオルガンジャズ、そんな内容にピッタシなのがSam Lazarです。セントルイス出身のオルガニストで最初はピアニスト,その後はビッグバンドのオルガンなどを務めていたようですがジミースミストリオの演奏を聴いて,一念発起!オルガニストとしてやっていく事を決めたと言います。

 勿論,アーゴのソウルフルな路線の作品でそれなりにファンキーでグルービーな演奏を聴かせてくれますが、過度にアーシーになってないところが帰って好感が持てます。メンバーはLazar(org), Miller Brisker(ts), Philip Wilson(ds), Joe Diorio(g)のカルテットです。A面のサマータイムを引用したソロでせまるBags GrooveやB面のPleas Send Me Someone to Love等,ジャズスタンダードのアーシーでグルービーなアプローチは見逃せませんね。当然ながらソウルフルなA面の"Deep", "Fuzz Buzz"やB面ラストの"Scootin'"のシングルトーンを生かしたプレイも、コテコテとまでは行きませんがなかなかアーシーで好ましいモノです。テナーのMiIllerの演奏もさえわたります。こう言ったブルースに根ざしたソウルフルな演奏は疲れなくてリラックスできて良いですね。

 アーゴのグリーンレーベル,シルバーロゴのステレオ盤で溝ありです。レイザーのポートレイト的カバーも味があっていいですよ。こう言うバランスの良いオルガンジャズも好きですね。