知識の蓄積

2017-09-24 11:21:16 | 司法試験関連

復習の際に「純粋に記憶の時間を確保すること」の重要性の話を以前しましたが,「じゃー何時間?」という問いかけの答えは何でしょうか。

要はその日,「新情報として接した知識等」は「覚えないことには役に立たない」,というのがヒントです。

「やりっぱなし」だと,結局直近2,3ヶ月に学んだことしか頭の中に情報として蓄積されていません。いわゆる短期記憶分ですね。このような短期記憶は,結局はどんどん上書きされて頭から消えていく情報です。この繰り返しだと何年勉強しようが,年月に比例した知識の蓄積がありません。極端なことを言えば,何年勉強しようが,直近2,3か月分の知識しかなく,知識量が実は全然増えていかないのです。暗記の時間をとらないと本当にこの状態に陥ります。

同じ問題・論点を何度も何度も間違える,既知の論点なのに正確に表現できない、いつまでも不得意分野が不得意分野のまま,という人は間違いなくこのパターンです。このトラップに嵌っている人は気をつけてくださいね。

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