来年の司法試験の日程が確定しましたね。出願期間は平成29年11月21日から12月5日まで。
平成30年5月16日・17日・19日・20日の4日間。これで「納期」が明確になりました。「履行遅滞」にならないよう、計画を立ててやるべきことをやり切るようにしましょう!
来年の司法試験の日程が確定しましたね。出願期間は平成29年11月21日から12月5日まで。
平成30年5月16日・17日・19日・20日の4日間。これで「納期」が明確になりました。「履行遅滞」にならないよう、計画を立ててやるべきことをやり切るようにしましょう!
世の中には,「これをやれば絶対合格」ということは無いのだろうけれども,「これをやったら絶対不合格」というのは確実に存在する。受験生としては,そのような地雷を踏むようなことはしてはならないということになる。
何をもって「これをやったら絶対不合格」なのかは,色々なところでお話しているけれども,それが一番分かりやすいのは,採点実感等である。しかしこの採点実感だが,①読んでいない②読んでも理解できていない③読んで理解できても実践できていない,というように人様々なわけである。一見して①が一番重症っぽいが一番重症なのは(治しにくいという意味)③である。多分一番このゾーンが多いような気がする。
①②は読んでいない,理解できていない,というのは本人が自覚を持ちやすい。それに対し③は本人には自覚がないのが殆どである。自覚がない以上改善されることはない。むしろ勉強すればするほど,悪い癖が強固についてしまう。なので,一番厄介である。
例えば,「抽象論ばかりは駄目」、「事実を引用して評価しないと駄目」、「本件事案の特殊性に配慮した検討をしないと駄目」というのは「頭では」分かっているのだが,しかし自分はそのような駄目な答案を書き続けているとの「当てはめ」ができていないパターンである。「自分は大丈夫だ」と思っているので,答練等で色々コメントされても結局は響かないで終わる。また、その場では理解しているような態でも、すぐ忘れてしまうと言うこともある。せっかくのアドバイスが心に響いていないからだ。
まずはこのような状況から脱することが合格への不可欠の要件です。