心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

今年は一人で薪能に

2008-08-22 | つれづれ
                          「楽」 (はがき)



去年の8/23 にも出かけた近所の公園での薪能に、おととい行って来ました。
今年も父母と行く予定でしたが、当日朝、母が夏バテで体調を崩したので一人で。
自転車通勤の途中にあるので、せっかくだから・・。 
楽しみにしていたのに・・ごめんね~父母。

例年のごとく夜6:30開演。あたりが程よく暗くなった頃、火入式。
市の文化事業とやらで、入場は無料なのです

いよいよ左右の薪に火が入ると、会場には拍手と緊張感が漂う。

 暮れなずむ木立の中での薪能
 火入式

上演前に能楽子供教室の発表があり。
楽しんで続けて欲しいなぁ・・・と保護者の気分で観る。

そして狂言は大蔵流山本会 の山本泰太郎氏、則孝氏、則秀氏による 「附子」(ぶす) 
狂言はことばもわかり易く楽しい話なので、会場から笑い声も

  狂言 「附子」(ぶす)


そしてなんと言っても! 仕舞には梅若六郎氏 が登場   

やっぱり遠くから見ても、六郎氏の舞台は、洗練された完成度の高い空間芸術を感じる。
同じ舞台なのに、空間の輪郭がピリッとして、その存在感に圧倒される。

  仕舞 「羽衣」
                                 
そして能は 「放下僧」

今年は衣装も地味で、内容はあまり有名でないものだったので、いまひとつ感動が薄く。。
でもお囃子の太鼓のリズムと笛の音は、夏バテぎみのからだに心地よく響きました

 能 「放下僧」


呑気に最後列から写真を撮っていたら、「写真はご遠慮下さい」って怒られちゃった。
なので貴重な数枚・・会場の雰囲気伝わるかしらん。

楽しいことは、やってくるのを待つんじゃなくて、探しにいかなきゃね!
ちちはは~ 来年はまた一緒に行こうぞ 

コメント (2)
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