心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

時には「受け流す」ことも

2008-08-26 | つれづれ
                         しめじ (はがき)



人には2つの顔がある
醜い顔だけが全てじゃない
美しい顔と醜い顔、その2つがあって「人」なのだから
大事なのは向き合うこと

那須の田舎に住み、スキー往診をし、診療代の代わりに農作物などで
診ていた山医者、見川鯛山先生のことば。

2005年88歳で亡くなられてしまったけれど、僻地医療に貢献しながら、
地元の方々との交流を描いたシリーズはユーモアあり、色気あり、情深く、
そして時には「受け流す」ことも必要ということを教えてくれる。

オススメ著書はこちら →見川鯛山 これにて断筆
著書一覧

 月刊誌Fooga表紙より拝借


あんまり頑張り過ぎず、人と人の関係は、ニュートラルでいるのがええよ~って
やさしくっていうより、直球で語りかけてくれる。

ふとしたことばが、今までに得たことのないドキッとするような本質を掴みつつ
背中を勢いよく叩かれて励まされているようでもあり。

昨日、しめじをどう料理しようか眺めながら、ふと鯛山先生を思い出したので。



コメント (4)
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