心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

ひとつひとつ拾っていけば

2008-08-05 | 論語
                         「知足」  老子のことば



最近、物忘れが進化・・いや進行していて、先が思いやられる。
テレビを見ていてそのとき心に残ったことばも、3分経つと定かでなくなり
いいなぁと思った本の一節も、記憶に留まってくれず 

そんなわけで、お気に入りのノートを何冊かその辺に置いておいて、
なんでもメモることにしている。
紙片や封書の脇に書いたものは、忘れて捨ててしまうなんてこともあるから、
私の場合、やっぱりノートを1冊用意したほうがよさそう
それに書くことで、多少は記憶に残るというわけで。

「知足」 足るを知る者は富む。

意味は・・みずからの分をわきまえて、それ以上のものを求めないこと。
分相応のところで満足すること。

老子は、きっと求めることを否定しているんじゃなくて、
求め過ぎると失うものもあるかもねって言ってるのかな。

あらゆる情報の全てを知る必要なんてない。
自分の心に響いたものを集めていけばいいのさ~ 

浜辺を歩いていて、気に入った貝殻をひとつひとつ拾うみたいに。

コメント (4)
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