心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

夏の楽しみ

2008-08-02 | 季節もの
                         金魚 (はがき)



家の隣の隣にある小さな広場では、毎年この時期、盆踊りが開かれる。
この辺では8月は毎週末、町内会ごとにお神輿が出たり盆踊り大会があったりして
けっこうにぎやか。 

来週末の盆踊りだけど、既にテントやら提灯は設置され、毎晩9時まで盆踊りの
練習が行われている。

家では冷房を入れずに窓全開なので、昨夜もスピーカーから流れる東京音頭や
♪月が~出た出た~月がぁ出たぁ~よいよい なんて歌声と、「はい、もう一度」なんて
おじさんの元気のいい声が、部屋に充満していた。

あ~夏なんだなぁって。

子供の頃、何となくいいことがありそうな気がして楽しみだった、地域のお祭り。
友達と踊った盆踊り、金魚すくいやヨーヨー、綿菓子の味を思い出しますね~。

おととい、久々に車で通った某市の田んぼの広がる風景の中に、
トンボや色々な鳥たちの姿を見つけたとき、昔の人は、虫や鳥、風鈴の音や盆踊りの音、
そして地域の人たちとおおらかにうまく共存してきたんだろうなぁって。

都会では、風鈴の音がうるさいなんて言われることもあるとか。
なんだか「風情」ってことばがなくなってしまいそう。
暑い盛り、あの風鈴の音が涼を運んできてくれるって思える中で暮らしたいなぁ。

現代はどこか自分本位で、自分が嫌なものは絶対許せない!みたいな発想が
広がっているように感じるのはわたしだけ?

この世に生きてるのは、自分だけじゃないわけで。。

なるべくならおおらかに、不便や不自由を楽しみながら、ま、いいんじゃないって、
時には我慢したり見守ったりっていうゆとりを持って暮らしていきたいものです。


コメント (10)
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