心の免疫力~書とことばから

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求めて~ by 沙於里

昼寝さめて どちらを見ても山

2008-08-19 | 山頭火・放哉・良寛
                         山頭火句 (はがき)



人間たまには逃げる時間も必要なのでは。。
それでまた、戻ってくればいいのさ~。

たとえば忙しすぎる仕事から。
苦手な人から。
キライな自分から。
うまく行かない日常から。

逃げずに頑張りすぎるから、わからなくなっちゃうこともある。

楽に楽に。
重たい「答え」という不要な荷物を持ったまま歩き回るのではなく。

答えなんてないんだって思えたら。。

暑かった夏もそろそろ帰り支度。
疲れたからだを休ませてあげると、また穏やかに歩いて行ける。

昼寝さめて どちらを見ても山。

なかなかのんびり山を近くに昼寝もできないけれど
この句を感じるだけで、伸びやかな気持ちになれると思いません?

山頭火がどんな思いで詠んだのか、そこに思いを馳せながら。。

コメント (12)
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