心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
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求めて~ by 沙於里

雨ニモ負ケズ

2010-02-25 | つれづれ
                                 (はがき)

雨ニモ負ケズ 風ニモ負ケズ   by 宮沢賢治

ずっと書いてみたいと思っている宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」
全文は→ こちらから


小学3年の時担任だった竹原先生は、本をたくさん読みましょうと
いつもおっしゃっておられて 

そんな先生のお蔭で、あの頃放課後は毎日、図書館にいたっけ 
宮沢賢治の作品も随分読んだ気がする。

風の叉三郎、注文の多い料理店、セロ弾きのゴーシュ、銀河鉄道の夜、よだかの星・・
(今となっては物語を忘れているものが多いけど  )

先生は今思い返すと、文学青年だったのかもしれない。
穏やかで静かな方だった 

友達と休み時間に、ラダー(確かそんな名前。はしごを横にした遊具で腕でぶらさがって進む)で
遊んでいた私は落下、右手首の骨にヒビが入る怪我をして。

とりあえず保健室で、大人しく痛みに耐えながら腰掛けていたんだけど
担任の竹原先生が様子を見に来て下さったら、急に涙がポロポロと 
今もその瞬間の、ほっとした気持ちを覚えている。

いい先生だったなぁ・・と、宮沢賢治を読むたびに。
数年前、風の便りで急逝されたと伺い、もう一度お会いしたかったなぁと


you tubeでこんなの見つけたので  
東北弁朗読「雨ニモ負ケズ」

こんな風にさりげなく大らかに、雨にも負けず風にも負けずと生きたいものでありんす


コメント (2)
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