昨日の続き。
8日は、最初に国立新美術館での第85回国展へ。
書道教室にいらしていた大西さんが、本格的に絵の勉強をしたいと辞められて数年、
今年初出品で初入選されたと(すごい!)ご案内いただき。
大西さん おめでとうございます!
最初の画像が、大西さんの作品。壁面上段にあったので、アングルが下からに。
書の作品はシャープなものがお好きのようだったけど、
ご本人の繊細でエキセントリックな印象は、絵からも感じたなり
この国展は、国画会の定期展。
そして国画会とは、絵画、工芸、写真、彫刻、版画の5部門による美術団体。
近代日本美術の先駆者として活躍され、その後内外に多大な影響を及ぼした
梅原龍三郎、難波田龍起はじめ、杉本健吉、香月泰男、須田剋太、棟方志功、畔地梅太郎、
柳宗悦、濱田庄司、バーナード・リーチ、河井寛次郎・・といった方々を輩出した会。
思えば、この名前の方々は、ずっと気になっている人ばかり。
会場は大作ばかりのすごい数の作品群で、もうどれもこれも、ずんずんと響いてくる。
う~ん。いい。この快感、この心地よさ、この感激はなんだろう・・
色というのは、五感に直接的に入ってくるというか
その色使いや、油絵の具のにおい、それぞれのマチエールは、なんていうか・・
もうずっとずっと、ただ眺めていたい衝動に駆られる
「書」にしかデキナイものもあるけれど、「書」にはカナワナイものもある。
今度生まれ変わったら、油絵のもっと近くにいられたら・・って思う
もっともっと眺めていたかったけど、岡本太郎記念館にも行かなきゃだったので
いいなぁ・・って思った作品を写真に残して。
でも、とにかくすごい数と、時間がなくてお名前を書き留めることができず・・
画像だけ掲載させて頂きます
真ん中の赤い作品 増地保男氏 181×362cm 「狂典」 すんごいかわいかった♪
(↑)下段:↓の国展公式サイト会場スナップの中の、21室01の作品をアップにしたものですが この色の融合は鳥肌ものでした。
菅野充道氏 162×162cm 「FLOAT11-4] この作品が一番好き
絵画部門の会場のスナップ写真が、国展の公式サイトにあったので
お時間ある方は、こちらからぜひどうぞ~
インデックスページの番号をクリック→見たい画像をクリック→ あとは左右の小さい画像をクリックでも見ることができます。 (ちなみに大西さんの作品はインデックス33の部屋です)
(時々ご年配の方から、質問があるのでね )
今後の巡回展は
名古屋展 5月24日~5月29日 愛知県美術館ギャラリー
大阪展 6月7日~6月12日 大阪市立美術館
福岡展 6月28日~7月3日 福岡市立美術館