(はがき)
禅語の「万法一如」 まんぼういちにょ
すべてのものは本来、空であって帰るところはみな同じ、という意。
堅苦しい宗教としてではなく、ひとつの考え方としてこのことばの意味を
受け取ることができたなら、自分以外の人のことも少し・・大事に思えるような
世の中、みんなが幸せになんかなれないのよ。
だから自分が今、程々に幸せならそれでいいんじゃないの?
って、投げかけられた友人のことばに圧倒されて、
とっさに自分の気持ちを伝えられずに、ぐるぐると。
ふむ・・・人それぞれ、ほんとにいろんな価値観があるわけで。。。
ところで、背筋を伸ばして、真っ白い半紙に向かったとき、
半紙の中だけを見ていては、程よくまとまったとしても作品は小さくなる。
だから、なるべく半紙の外の、広い空気・空間を取り込むような気持ちで
いつも向き合っていたいと思う
狭い中で物事を考えていると、自分も同じ身分になっちゃうから
心の中にいつも、このことばを持っていたいと思ったなり
万法一如。