佐賀美園氏 右は作品アップ
今日は午後から読売書法展へ。
いつもなら一緒に行く母は、夏バテぎみで残念ながら伺えず。
ブログつながりの方が何名か出品されているというご縁で、
昨年初めて伺って以来、それまで遠い世界と思っていた書風にも
どんどん惹きつけられてます。
書の団体にいた頃は、変な話だけど、他の会の展覧会には何となく行きにくい空気が。
でも、今はフリーなので、いいなぁって思う書風も増えたのでして
今日は2会場あるうち、池袋サンシャインシティ文化会館へ。
入口すぐには役員の方々の作品が。
杉岡華邨氏、古谷蒼韻氏、日比野光鳳氏、高木聖鶴氏、榎倉香邨氏、
今年7月に亡くなった今井凌雪氏、尾崎邑鵬氏、新井光風氏、黒田賢一氏・・
撮影許可は頂いたんだけど、役員の方の作品の掲載は残念ながら遠慮しときます。
で、こちらもNGでしたらご一報下さいまし
会友、入選された方々の作品の中で、いいなぁって感じた作品をいくつかご紹介。
最初のは佐賀美園氏。豪放、躍動にして悠然、朴訥、温順。
一字一字、全体のバランスも好き いいなぁ・・って、しばし見入るなり
そして・・青山杉雨、上條信山、殿村藍田、村上三島、宮本竹逕・・といった
書壇で活躍をされた方々の書風を継承しつつ、どこかに現代性を感じた作品をば。
上: 佐々木知恵氏 辻 春樹氏
中: 加藤 翔琴氏 会場風景
下: お名前失念 鳥飼通一氏
上: 乗松利子氏 上野裕堂氏
下: 大山香陽氏 白鳥瑶月氏
受付で頂いた役員作品鑑賞ガイドには、
「古典と伝統を核としながらも、自己研鑽を怠らず新たな可能性と追及し
現代書道芸術の振興発展を・・」と。
最近、臨書もしてないし勉強不足なので、頭をゴツンとされた思いで帰宅
あぁ・・やっぱり書が好き。
余計なことを考えたり悩んだりしないで、只只日々、臨書を繰り返していたいなぁ。
全く、いつも思うばかりで怠けてばかりだけど・・
おっし。がんばるぞっと。
久々に長時間観ていたので、腰が割れそうだけど、とても充実した時間となりました。
Nさん、ありがとうございました
東京展は明日まで、サンシャンシティ文化会館と国立新美術館で。
その後は全国に巡回。詳細はこちらから→読売書法会