まずは横浜美術館入り口でお出迎えしてくれるのが、この子たち。
この顔は・・と、友達の顔を思い出したりしながら
中へ入るとすぐにあるのが、これ。
色んな布やニットなどを年輪みたいに。よく見ると再利用のものらしく、
洋服のタグやボタン、チャックがのぞいてる。
一つ一つの配色や質感、シーンと重なる世界へのロマンが広がる。
そしてその奥にあるこの透明な箱は、オノヨーコの作品。
靴を脱いで迷路を歩き、たどり着いたところに一台のなんでもない電話機が。
なんでも、オノヨーコ本人からいつとはなく、電話がかかってくるというもの。
残念ながら、そのチャンスは巡って来なかったけれど、
偶然というものは、必然のように感じる時もあれば、
奇跡に近いと感じる時もあるなぁ・・などと、ふと
たまにはね~と、ちょっとお洒落に美術館1階にあるレストランで。
さて。館内は、一部を除いて、写真OKでしたので、いくつかご紹介。
左上:トビアス・レーベルガー『他者』というタイトルの作品
このランプは、横浜のある子供の部屋の電灯スイッチとつながっていて、
子供がスイッチを入れると、作品のランプが消え、その逆もありというもの。
左2番目:アラーキーの愛猫チロ
左一番下:映像作品。難解ではなく、わかりやすくてなかなかよかった
ここからは、シャトルバスで移動して日本郵船海岸通倉庫での展示作品。
右上:観覧者が自由に文字を移動して、ことばを作ることができる
右中:電球に照らすと、卵の中に文字が浮かび上がる
ここは閉館時間まで30分位しかなかったのに、文字を移動してことばを作るって
いうのにはまってしまい、全部を見ることができず。
私感としては・・「現代アート」ということばの力強さの印象と比べて、
全体的に、細かくて繊細でやさしい仕事が多かったかな。
もっと「ドーン!」「バーン!」って存在感のあるものも見たかったなぁって、
一緒に行った友人とも。これも時代の反映なのかなぁ。
でも、これだけの作品を一堂に見ることができるのは、トリエンナーレならでは。
会場はまだまだ他にもあちこちにあるようだし、会期は11月6日までと
しばらくあるので、また足を運ぶ予定。
さてと、ご飯でも~と会場を出てすぐに、ん?これはなに?
この続きはまた明日。 実はここが一番、楽しかった~