昨日、
>どうしたことか、数日来、山東京傳の小紋図案集が気になってしょうがなくて、
>関連した本を注文してしまいました。
>届いたら、ここで紹介いたしましょう。
と書いたら、さっそく届きました。
この本です。
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小紋文様 (伝統の染織工芸意匠集) 価格:¥ 2,730(税込) 発売日:2007-08 |
注文した時点では気がつかなかったのですが、B5サイズの「大判」で、開くと、なんときれいなことか楽しいことか
「小紋」というのは、もともとは、もっぱら侍の裃(かみしも)で用いられた模様で、遠くから見ると単色にしか見えないけれど、近づいてみると、アイデアと技量を密集した柄が染め抜かれている模様、この本の著者の高田啓史さんの定義では、「繰り返し柄付けされた模様」だそうです。
100mも先からでも目を引くような派手な色や模様ではなく、一見無地だけど実は細密模様、それも、ジョークのような細かい模様が染め抜かれている、なんて、粋(いき)だと思います。
ちょっとだけ、この本の中味をお見せしますと、こんな感じ。
もう一丁。こちらは、山東京傳の「小紋雅話」に載っている「鰻つなぎ」という柄です。
見たとおり、鰻の蒲焼きの柄です。
で、届いたばかりのこの本をペラペラめくり、おおぉ~ とか ひやぁ~
と喜んでいた時、ふと思い出しました。MISIAのDISCOTHEQUE ASIAの国内アリーナツアーで、センターステージの上につられていた行灯(あんどん)のことを
私が、「おぉ、Japanesque~」と思ったこの模様、もしかして小紋の柄じゃないのか?
そこで取り出したのは、DICOTHEQUE AISAのブルーレイ・ディスク。
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THE TOUR OF MISIA DISCOTHEQUE ASIA [Blu-ray] 価格:¥ 5,565(税込) 発売日:2009-06-10 |
このパッケージを、改めて開けてみると、おおおおおお~っです。
ジャケ写の外側は、お馴染みのこれ。
そして、問題(?)の内側が、これ。
これは、まさしく小紋の柄です。
う~む、こんなところで繋がっていたのかぁ~、と、正直驚いています。
【追記】この記事をupして、シャワーを浴びていたところ、ふとアイデアが思いつきました。
小紋柄の扇子ってのはどうでしょうか? 名付けて「コモンセンス」。 失礼しましたぁ~。
(09/08/04 21:34)