新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

「小紋」からMISIAへ話が飛ぶ

2009-08-04 21:07:28 | MISIA

昨日、

>どうしたことか、数日来、山東京傳の小紋図案集が気になってしょうがなくて、
関連した本を注文してしまいました。
>届いたら、ここで紹介いたしましょう。

と書いたら、さっそく届きました。
この本です。

小紋文様 (伝統の染織工芸意匠集) 小紋文様 (伝統の染織工芸意匠集)
価格:¥ 2,730(税込)
発売日:2007-08

注文した時点では気がつかなかったのですが、B5サイズの「大判」で、開くと、なんときれいなことか楽しいことか

「小紋」というのは、もともとは、もっぱら侍の裃(かみしも)で用いられた模様で、遠くから見ると単色にしか見えないけれど、近づいてみると、アイデアと技量を密集した柄が染め抜かれている模様、この本の著者の高田啓史さんの定義では、「繰り返し柄付けされた模様」だそうです。

100mも先からでも目を引くような派手な色や模様ではなく、一見無地だけど実は細密模様、それも、ジョークのような細かい模様が染め抜かれている、なんて、(いき)だと思います。

ちょっとだけ、この本の中味をお見せしますと、こんな感じ。

090804_1_1

もう一丁。こちらは、山東京傳の「小紋雅話」に載っている「鰻つなぎ」という柄です。
見たとおり、鰻の蒲焼きの柄です。

090804_1_1a

   

で、届いたばかりのこの本をペラペラめくり、おおぉ~ とか ひやぁ~と喜んでいた時、ふと思い出しました。MISIADISCOTHEQUE ASIAの国内アリーナツアーで、センターステージの上につられていた行灯(あんどん)のことを

090804_1_2

私が、「おぉ、Japanesque~」と思ったこの模様、もしかして小紋の柄じゃないのか?

そこで取り出したのは、DICOTHEQUE AISAのブルーレイ・ディスク

THE TOUR OF MISIA DISCOTHEQUE ASIA [Blu-ray] THE TOUR OF MISIA DISCOTHEQUE ASIA [Blu-ray]
価格:¥ 5,565(税込)
発売日:2009-06-10

このパッケージを、改めて開けてみると、おおおおおお~っです。

ジャケ写の外側は、お馴染みのこれ。

090804_1_3

そして、問題(?)の内側が、これ。

090804_1_4

これは、まさしく小紋の柄です。

う~む、こんなところで繋がっていたのかぁ~、と、正直驚いています。


【追記】この記事をupして、シャワーを浴びていたところ、ふとアイデアが思いつきました。
小紋柄の扇子ってのはどうでしょうか? 名付けて「コモンセンス」。 失礼しましたぁ~。
(09/08/04 21:34)

コメント
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