土曜日(22日)の夜、私はNHK BS-hi で「大曲の花火」の生中継を楽しみました。
「先週の土曜日には秋田にいて、来週の土曜日も秋田にいるはずなのに、なぜ今夜はここ(浦和)にいるんだ?」などとグチをこぼしつつも、TV桟敷で見物です。
で、花火が素晴らしかった、ハイビジョン映像が素晴らしかった、音が凄かった
音はTVのものをミュートして、ステレオセットから出していたものですから、その臨場感たるや、救急車が会場の雄物川沿いを走っているのか、うちの近所を走っているのか判らなくなるほどでした。そして、サブ・ウーファが大活躍 迫力の低音を響かせておりました。
ちょうど折悪しく、HDDに録画した別の番組をBlu-rayにダビングしている最中だったもので、ダビングが終わるやいなや、途中から録画を開始しました。
YouTubeにも、現場で撮影した映像をアップされた方がいらっしゃり、さっそく拝見いたしました。
</object>なかなか上手に撮影していらっしゃいますけれど、いかんせん、家庭用カメラで撮影するには「大曲の花火」はワイド過ぎる フレームからはみ出しまくりです。
このYouTubeで流されている「大会提供花火」(中ほどで登場する、パラシュートで吊されて、ゆらゆら落下する赤い火はホント、幻想的でした)は、しっかりとうちのBlu-rayレコーダのHDDに録画されていますので、保存版にしておきます。
この夜、会場に集まった観衆は、主催者発表で68万人 (地元のニュースはこちら) 95万人弱を集めた隅田川花火大会に比べて少ないじゃないか、とお思いでしょうが(実際に少ない)、台東区と墨田区の人口は両区を合わせて約41万人であるのに対して、大曲は、大仙市に統合される前の大曲市の人口は4万人弱(その後、減ることはあっても増えることはあり得ないでしょう)と、典型的な田舎の小都市です。
普段は4万人しか暮らしていないところに70万人弱の人々が押し寄せる…。私には想像できません。ちなみに、秋田県の人口は110万人弱らしい。
一度だけ観に行ったことがあるという母によれば、「(駐車場から会場まで)歩かさいで、歩かさいで、人混みにもまいで…。二度と行きだくね(秋田弁)」だそうです。
噂に聞く「大曲の花火」に行ってみようか、お思いの方、相当な決心と準備が必要ですぞ。
好天に恵まれる保証もありませんし。
でも、TV中継を見ていると、やはり生で見たい気がしてきます。