先日(8月12~13日)のロングドライブをちょいと振り返ります。
私、夜中のドライブの経験があまりありません。先日の河口湖遠征のような2時間ほどの夜間ドライブの経験はありますが、今回の帰省(往路)のような夜間のロングドライブは初めてでして、なかなか新鮮な体験をいたしました。
まず感じたのは、夕暮れ時に無灯火で走るクルマが結構いるということです。
夕暮れ時でも、トンネルでも、前を走るクルマが無灯火であってもさほど気にはなりませんけれど、無灯火のクルマが後ろを走っているというシチュエーションは、非常に心穏やかではありません。
といいますのは、まず、①後続のクルマの存在を把握しづらいこと、そして、②ヘッドライトを点灯する理由を理解できていないドライバーが後ろを走っている不安感が背景にあります。
特に気になるのは、②です。
ヘッドライトは、自分の進路を照らして障害物がないか、どんなカーブになっているかを見るためにもあるわけですが、それ以上に、自分の存在を周りのドライバーに(一般道では歩行者や自転車にも)知らせるためのもののはずです。
そこんところに気がついていないドライバー(や自転車に乗る人)が多すぎるんじゃなかろうか。
「薄暮やトンネル内は無灯火」のドライバーって、自分の後ろを「薄暗くなっても無灯火」のクルマが走っていることはイヤではないのでしょうかね。
もしかして、そんなドライバーに限って、後ろを気にしない?
でも、対向2車線の高速道路のトンネルでも無灯火のクルマがいるからなぁ。
もしかして、バッテリー上がりを心配しているのでしょうかねぇ。渋滞中ならまだしも、高速道路を走っている最中にバッテリーが上がるなんて、オルタネータが故障していない限り考えられないんだけどな。
そういえば、最近の二輪車には、エンジンをかけると否応もなくライトが点灯するモデルもあるようです。
ここで思い出したのが、数年前に日本自動車工業会が実施した「見る・見られる・いい運転 バイクは昼間もライトオン!」というキャンペーンです。
このキャンペーンではこんなシンボルマークが作られましたっけね。
おっとっと、こりゃ時節柄、思わしくないかも…
夜間の高速道路でのロングドライブ、私には予想以上に樂に感じられました。
車線変更しようとする際、周りのクルマの存在が判りやすいのが、その一番の理由のようです。
クルマには、ルームミラーとサイドミラーの両方にも写らない視覚があります。自分のクルマの、すぐ斜め後ろです。車線変更する際、ここのところは、首を振って直接目視するしかありません。夜間でも、当然直接目視するのですが、ヘッドライトの明かりの有無は簡単に察することができますので、昼間の走行に比べて、かなり気分的に樂です。
一方、夜間ならではデメリットもありました。
まず、後続のクルマとの距離感をつかみづらいこと。でも、これは本質的な問題ではありません。
なんといっても参ったのは、虫が多いこと。経験則として、120km/hを超えると、とたんにフロントウインドに激突する虫が増えるという現象を知っていましたが、夜間走行では120km/h以下でも、ピシパシピシパシとフロントウインドに虫が激突してきます。
一体、これは何の音だろうか、雨が降っているわけでもないのに、と思いましたよ、ホント。
そんなわけで、ワイパーを動かすことなく(さもないと虫の脂でフロントウインドが汚れてしまって、かなり視界不良になる)、パーキングエリアに入ってフロントウインドを拭くことにしました。
ところが、車内に常備していた虫取り用のウエット・ティッシュがカサカサに乾いておりました…。ショックです
洗面所でカサカサのウエット・ティッシュを濡らしたところ、しっかりと拭くことができたので大事には至りませんでしたが、かなり大きな疑問がわきました。
それは、どうしてサービス・エリアで「虫取りウエット・ティッシュ」を売っていないのだ?ということ。
需要があると思いますけどねぇ。
基本的に、サービスエリアの売店では、自動車用品って売っていませんよね。もっぱら飲料やお菓子、お土産ばかりです。
こんなNEXCOのサービスエリアに比べて、ドイツのアウトバーンのサービスエリアは凄かったですよ。ほら。
ほとんど、カー用品店です。こんな場所で、こんな容量のラジエータ液なんか買うか?なんて疑問が沸くほど。
ここまでの品揃えは不要でしょうが(ガソリンスタンドで売っていそう)、せめて、虫取りウェット・ティッシュくらいは売って欲しいです。
売店の経営者とか従業員とか、NEXCOの従業員はそんな風に思ったことがないのでしょうか?
ちなみに、アウトバーンのサービスエリアではこんなのも売っていました。
こりゃちょっとやり過ぎだと思います。
NEXCOに投書しようかな…。