新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

秋田のスナップ

2009-08-31 06:04:22 | エキナカ

世の中、総選挙で大騒ぎですが、とりあえずそれは置いといて、秋田で撮ったスナップとプチネタをご紹介します。

まず、秋田駅のコンコースで撮ったこの写真。

090831_1_1

以前、こちらでちょびっと紹介したババヘラがこんなところに出店していました。

大変よろしいことだと思います。

出張のビジネス・パーソンの皆様、観光客の皆様、ぜひ秋田の夏を代表するB級グルメ「ババヘラ」をご堪能くださいませ

それにしても、この写真、写っているのは全員女性ですねぇ。なぜに?

   

次は、現在の秋田駅前を象徴するこちらの写真。

090831_1_2

駅前の一等地といっても良い場所にあるビルの「入居者案内」看板なんですが、ちょっとこれは…。
使い古された言葉ながら、「疲弊する地方」を如実に示しております。

う~む…、です。

   

最後は、旧友たちとの今夏二度目の「飲み会」で食べた料理です。

全国チェーンの居酒屋で飲んでいたのですが、メニューに、「秋田かやき」というのがありまして、「なんだべ、これ?」「頼んでみるが」と注文して、出されたのがこれ。

090831_1_3

秋田ネイティヴにとっては、家庭料理として お馴染み or 懐かしい「くじらかやぎ(標準語ではくじらかやきくじら)」です。

ちょっと説明その1。「かやき(ネイティヴの発音では「かやぎ」)」というのは、いわゆる「小鍋立て」、個人個人に一つずつ小さな鍋で供される鍋物でして、鍋代わりにホタテの貝殻が用いられたことから、貝焼き⇒かやきと呼ばれるようになったらしいです。
ハタハタを豆腐なんかと一緒にしょっつるで煮た「しょっつるかやき」は全国的に有名かも。

ちょっと説明その2。「くじらかやき」は、塩クジラ(クジラの皮下脂肪を塩漬けしたもの)とナス、ミズ(山菜です)を味噌仕立てで煮た「かやき」です。ちなみにこの夜食べた「秋田かやき」には、ミズの代わりにジュンサイが入っておりました。

で、幼少のみぎりには、私は脂身が大嫌いだったもので、「くじらかやき」は苦手な料理の一つだったのですが、「脂の旨み」を知ってしまった今の私にとって、この夜の「くじらかやき」は、実に美味かったぁ~

あまり食べたことはなかったはずなのに、す~んごく懐かしい味わい(おばあちゃんの味?)でした。外来語で言えば、ソウルフードってやつ?

機会があって、その気がありましたら、お試しくださいませ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする