きょう、8月25日は「ラーメン記念日」。
20世紀を代表する発明の一つ、インスタントラーメンの最初の製品「チキンラーメン」が発売されたのが、今から51年前の1958年8月25日だったんだそうです。
「ラーメンなんてもっと昔からあるんじゃないの?」とお思いのあなた、確かにそれは言える。
ですが、昔は「支那そば(ATOKだと支那が一発変換できない ちょいと気にしすぎじゃないの?)」「中華そば」といった呼び方が一般的で、「ラーメン」という呼び方が一般的になったのは、チキンラーメンが発売されて以降のことなんだそうですよ。
ちなみに、私たちが街や家で食べるラーメン、中国料理かと思いきや、実は日本独自のメニューのようです。
「拉麺」そのものは、引っ張って(拉)作る麺として中国料理の素材なわけですが、スープと麺、チャーシュー、メンマ、ネギなんぞをトッピングしたお馴染みのものは、中国のあちこちで「日式拉麺」として供されておりました。
前にも書きましたが、MISIAのASCENSIONツアーで神戸遠征した際(2006年11月)、大阪・池田にあるインスタントラーメン発明記念館を見学してきました。
ここでは、インスタントラーメンの発明者であり、日清食品の創設者でもある安藤百福さんが、日々インスタントラーメンを研究した研究小屋が再現されていました。
研究小屋の外観がこちら。
上の写真の右端に写っているのは、鶏小屋。
こんな風に飼われていた鶏から出汁が取られて、チキンラーメンになったのでしょうか?
そして、研究小屋の内部が、
こんなこぢんまりした小屋からチキンラーメンが誕生して、現在のインスタントラーメンの隆盛(Wikipediaによると全世界で年間850億食が生産されている由)に至ったかと思うと、つくづく「人の熱意」の威力を感じます。
最近こそインスタントラーメンはめったに食べない私ですが、学生の頃には大変にお世話になりました。
安藤百福さんの偉業に乾杯!
と、某氏のキメのフレーズを拝借。m(_ _)m
最後におまけ。何なんでしょ、この映像…。
偶然とは言え…:8月27日は○○記念日