大阪市交四つ橋線－中央線間の渡り線建設工事

　大阪市交通局の地下鉄の注目の工事を紹介。
　先日の大阪ダブル選挙で橋下市長が当選し、民営化を宣言されている大阪市交通局ですが、大きな工事を進めています。

　本町駅の西側で四つ橋線と中央線とを結ぶ渡り線の工事が進んでいます。工事に伴い本町駅の一部の出口が閉鎖されることを記した張り紙がありました。







　中央線の阿波座寄りから四つ橋線の四ツ橋駅寄りへ接続されるようです。

　全検等について現在は御堂筋線・四つ橋線の車両は緑木検車場、中央線・谷町線・千日前線の車両は森之宮検車場で行われていますが、森之宮検車場の施設が老朽化しています。更新工事を避け緑木検車場に機能を統合し、５路線分の検査を集約するわけです。

　車両を陸送するわけにいかないので四つ橋線と中央線とを結ぶ渡り線（回送用連絡トンネル）を新設することになった次第です。将来、谷町線、千日前線はすでに存在する中央線との連絡線を通り中央線、四つ橋線の２つの路線を経由して検査を受けることになります。

　地下に大きな規模の車庫がない千日前線では普段から森之宮まで回送車が中央線を通って運転されています。
この機会に紹介。



↑阿波座駅の引き上げ線で停車する千日前線25系



↑写真左方向へ続く回送用連絡線へ向かう



↑中央線の駅を通過する回送列車

　おそらく千日前線の森之宮への入庫列車は残ると思いますが、検車施設の移転にともなって森之宮で余剰地が出れば、売却される可能性もあるんではないでしょうか。


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