さて、本日は鉄道ネタからはずれ、日本の伝統芸能、歌舞伎の記事です。
先週、大阪松竹座へ歌舞伎を見に行きました。人生初の歌舞伎体験です!
七月大歌舞伎で、二代目松本白鸚、十代目松本幸四郎襲名披露公演ということで、見てみたいと思いました。
![七月大歌舞伎1](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/66/dd2eb480df0e640983b9e87d4be44e92.jpg)
お昼の公演を見ました。夜は口上がありますが白鸚、幸四郎両方の舞台が見たかったので昼の部を選びました。演目は①廓三番叟、②車引き、③河内山、④勧進帳です。
ロビーには3世代の隈取と直筆サインが展示されていました。八代目市川染五郎は勉学のため大阪での公演には出演されません。
![七月大歌舞伎2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/9e/80b0e438f61fa677bb258801d1b73757.jpg)
初心者はイヤホンガイドで解説を聞いた方が良いということをネットで見たので700円払って(最初1,700円払ってあとで保証金1000円が戻ってくるので正味700円)レンタルしました。
当然公演中は録音やカメラ撮影できません。行った記録に座席からの舞台の様子を撮ってみました。
二階席です。舞台全体を見下ろす形です。
![七月大歌舞伎3](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/01/b30cb3e4192cca84066206f03133e3ba.jpg)
三階席は撮ってませんが舞台が通そうでした。一幕見席は、リーズナブル値段で観れるものですが、厳しい感じがします。
![七月大歌舞伎4](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/30/cbd97ece8378bb5833da9fa9e255021a.jpg)
そして、自席の一階席! 良いじゃないですか! 一般発売初日から押さえた甲斐がありました。
![七月大歌舞伎5](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/ad/3fc6800e59e0499eab38294b9be60ef6.jpg)
舞台のほぼ中央なので真正面で演技が見え、かつ花道も程よい距離で役者の動きも表情もしっかり見えます。20,000円払った価値がありました。
昼ご飯は幕内弁当を買って行き、30分間の休憩時間にいただきました。歌舞伎は周りに気をつけて観ながら飲食も可能という事も一般的にあるようですが、ここでは公演中の飲食は禁止でした。舞台に集中するつもりで見ながら食べるつもりはさらさらなかったですが。
演目については深く語れませんが、少し書きたいと思います。超初心者の感想として流していただければと存じます(笑)
①廓三番叟
最初に見た歌舞伎となりました。台詞はありませんが女形の踊りを堪能しました。
舞台上で俳優の補助をする後見(こうけん)が数名出てました。後見は紋付袴で、顔を隠した黒衣(くろご)は出てなかったようです。
②車引き
一言でまとめると兄弟喧嘩なんですが、3人の兄弟の性格やスタイルが衣装や隈取の違いで表現され、面白かったです。
③河内山
松本白鸚演ずる河内山宗俊。双眼鏡で拡大してみると歌舞伎の坊主頭のカツラは本物に忠実ではなく、境界が目立つツルツルのカツラでした。
演目の途中で場面が変わるときは廻り舞台が回転しました。黒衣により即座に茣蓙をめくり回転したらまだ敷きなおす作業。
あれだけのセットが短時間で組み替えられるのはスゴイですね。
④勧進帳
松本幸四郎演ずる武蔵坊弁慶、衣装、メイクでテレビで見る素顔の幸四郎さんとは違った感じでした。
演ずる役に合わせた声色、動き。全てその人物になり切っているんですね。当たり前のことですが、それがすごいことです。
盥で豪快に酒を飲むシーンは笑いを誘います。そして最後の見せ場、義経が持っていた荷物を背負った弁慶が一人、幕が閉まったあと棍棒を手に走り去っていく姿が勇壮でした。
以上、4つすべての演目が終わって、記念に1Fの劇場外に展示された記念写真コーナーを撮って帰りました。
![七月大歌舞伎6](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/d5/18e568aeec99f531089baa9ec93b40c8.jpg)
お二方が襲名後の決意を述べられる口上も見たかったのですが、18時過ぎからの一幕見席も満席だったのでこの写真のみで雰囲気を味わっておくことにします。
7月27日、大阪松竹座の七月大歌舞伎は千秋楽を迎えました。1か月に渡り大変お疲れ様でした。
私初めての歌舞伎を観覧となりましたが、歌舞伎の雰囲気を味わえたことと、白鸚さん・幸四郎さん襲名披露公演ということで、価値ある舞台を観れた満足感でいっぱいです。
歌舞伎はもっと歳をとってからという勝手なイメージもありましたが、同年代で一人で来られているお客さんもいらっしゃったこともあり、歌舞伎デビューの時期としては自分なりにちょうどよかった、良い自己投資になったかと思います。
また観に行きたいです。鉄道の旅に使うお金と歌舞伎を見に行く資金をためましょう!
今日も貴方様のご訪問に感謝。
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