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▲公共事業評価と愛西市斎場計画

■火葬場問題と進め方

 議会でも何度か発言してきたのですが、今まで実施してきた事業を整理するのも大切ですが、新たに行う事業が、本当に市民のためになるのかどうかの検討をしてから実施するか否かを決定しなければ片手落ちです。

 今日は、新たな事業を始める前のチェック(新規事業採択時評価)について調べてみました。

 事業費・維持管理費・費用対効果、そして、環境影響など多面的な評価がされて、はじめて新規事業として採択されるのが当たり前の姿です。

 しかし、今回の斎場の計画は、どうでしょう。

 イメージが悪いからとセレモニーホールを造り、「維持管理費はいくらかかるの?」と聞けば、「まだわからない」。「運営はどうするの?」についても、未だ不透明。とても多面的な評価がされたとは言えないのではないでしょうか。

 今一度立ち止まって、評価のし直しが必要だと、様々な事例を調べながら感じています。

■今日のできごと

 午前中は、斎場が建設されるまで、どのようなプロセスが踏まれるかを県庁に出向き、教えて貰ってきました。

 午後は、ダイオキシン・処分場問題愛知ネットワークの定例会が、名古屋市内であり、出席。小牧市桃花台の下に埋められた産廃による地盤沈下についてのお話を聞きました。

 4時には再度県庁へ。愛西市大野町の鉄鋼スラグ問題で、反対署名709名分が提出され、市民の皆さんと共に、今までの経過ならびに今後の予定について、県職員から伺いました。

 愛知県は新たな動きとして、今まで「破砕→エージング」を、「破砕」として扱ってきましたが、新たに「エージング」を独立した過程として捉えるための準備をしています。この考え方は、全国ではじめてのこと。そして、大野町のエージング専用施設も、全国ではじめての事例。

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