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▲NHKで報道「ふえる家族葬」

今、朝7時のNHKのニュースで、最近の葬儀について報道されています。

◆増える「家族葬」~経済的理由から「家族葬」が増えているのではない。

祭壇はなく、台に写真が飾られている。
その廻りには、個性豊かに、花やキャンドルなどで飾られている。
とてもオシャレで、個性ある葬儀が行われるようになってきている。
そんな映像がテレビに映った。

家族葬というと、
経済的な理由で大きな告別式が行えないからかな?
簡単な葬儀かな?と思いがちだが、
経済的理由で増えてきているのではない。

故人や喪主の年齢が高くなると、
会社関係の参列者も少なくなっているのが原因だ。
親族や友人だけで、心のこもった葬儀を望むケースが増えているのだ。

こうした傾向に対し、
業者には、プランニング能力が求められている。
家族葬にあったホールを用意する業者も増えている。

今日、テレビで紹介されたのは、
一軒の家を借りるようなタイプ。
家族でゆっくり語りながら故人を忍び、
一階には、故人の写真が飾られ、
あたかもオシャレな居間のような雰囲気だ。

「家族葬という言葉が社会で頻繁につかわれるようになり、
個性豊かな葬儀がこれからますます増えていくだろう。
小規模なタイプに対応できるようなホールができ、
ニーズをとらえて葬儀会社も動いている。」と番組は結ばれた。

民間でできることは民間で!

私たちのまちにも、火葬場は必要だ。
しかし、「セレモニーホールは、
行政が行う公共サービスではない」と、
私は、今日の番組を見て、更に強く感じた。

高齢化が進めば進むほど、
葬儀業は、成長株の業種だ。
そうなれば、更に、
競争原理の中で、自然とニーズにあった業者が進出してくるものだ。

決して、税金を投入しなければならない施設ではない。
いや、民間圧迫という意味でも、
行政が手を付けてはならない業種であり、
自由競争の中で淘汰されていくものだと思う。

高齢化社会に備え、もっと他にすべきことがあると私は思う。

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