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▲都市計画の勉強に行ってきました

18日、名古屋の千種区で市民派議員の有志で
講師を招いて、都市計画の勉強をしました。

この日は、国土交通省の「都市計画制度小委員会」の
議事録や資料をもとに勉強をしました。興味のある方は↓
http://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/s204_toshikeikakuseido01.html

この中で「エココンパクトシティ」という概念がでてきていますが、
エコというと、とても素敵に感じます。、
しかし、よく読んでみますと、
田んぼなど耕せなくなったら草など生えさせ緑化?という部分もあり、
えっ?と思う箇所もたくさんありました。

巧みな日本語が使ってあり、何度も読まないと理解できない。
少子高齢化社会対策として、
人の生活拠点を集中させ、
今まで工場地帯、農業地帯と分離していた方針をあらため、
共存させることがエコだと言っているのかな?と感じました。

ともあれ、今後高齢者が増え、高齢者世帯が増えていく中、
効率よく福祉を実践していくことは、最大の課題です。

たとえば、富山市では、
どんどん人口密度が低くなる地域に
巡回バスなどを走らせることは、費用対効果から効率が悪いと、
お年寄りの住居を駅付近に集める施策をとりながら、
市内の交通整備をおこないました。

今、高齢化社会に備え、各地で様々な取り組みがされていますが、
手法の善し悪しは、地域の事情によって判断が違うと思います。

今日の勉強で、愛西市のまちづくりはどうしていったらいいのか、
市民のみなさんの生活に直結した話しだと痛切に感じました。

愛西市は、この急激な高齢化社会をどこまで意識しているのだろうか。
ここで何も手を打たなければ、
お金がなくなったときに「切り捨て!」ということになってしまいます。

将来のまちづくり構想をしっかりと持ち、
不要な公共施設は整理し、
必要な施設は、しっかりと守ることをしながら、
構想に向けて実践していく必要があると感じました。

そういった意味で、
私は、庁舎の統合には賛成の立場です。
しかし、庁舎は、市のシンボルではなく、職員の職場です。
周辺の施設も活用しながら、必要最小限にとどめることが重要です。

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