2足のわらじでガンバ!
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吉川みつこの〝気ままではいられない〟日記
▲3月議会の最終日、みつこの討論をのせました
● 議案第7号 議員・市長・副市長・教育長の期末手当(ボーナス)を、平成27年4月にさかのぼって値上げ(みつこ=反対。賛成多数で可決)
毎回も、愛西市においては、人事院勧告の職員の給与引き上げに基づき、議員および市長、副市長、教育長の期末手当をするものであり、今年度の支給済み分にまで、さかのぼって値上し、支給するものです。
この議会の一般質問で取り上げましたが、子育て世帯の貧困問題は深刻であり、勤労者全体での賃金においても、今後サービスの必要性の高い、介護職および保育士については、低賃金であり、先送りになっています。
こうした中で、政治を決定する立場の特別職や議員の報酬を、市職員同様に扱い、判断することは問題ですので、反対とします。
● 議案第15号 コミュニティーセンターの利用料値上げ(みつこ=反対。賛成多数で可決)
料金の見直しには、反対の立場ではありませんが、料金設定のしかたに問題があると考えます。
今回の利用料の値上げは、企画課が中心になり、施設の面積をもとに設定されました。
答弁では、
1.5~1.7倍を上限に改定し、大幅な値上げにならないよう配慮したことですが、立田地区では、無料だったものが、1120円~2160円となり、4時間ごとの貸し出しになっているので、1時間だけの利用でも4時間分支払わねばなりません。
これまで、それほど多くの利用者数は見込めないだろうと無料であり、無料であるが故に4時間の設定になっていても問題はありませんでしたが、コミュニティーセンターの場合、4時間通しで利用する方は、どれだけいるのかを考えたとき、この設定には問題があると思います。時間設定を見直すか、急激な値上げではなく、段階を踏むべきではないでしょうか。
また、特に実習室においては、備品整備状況はまちまちです。それなのに、利用料が面積のみで算出されているのも、課題です。
更に、減免については、規則で記されるとのことですが、中学生や高齢者の団体や補助団体に対して減免すると答弁されましたが、かなり広い範囲で行われるようなとうべんでした。
しかし、補助団体とはどんな団体なのでしょうか?具体的にどんな団体を指すのかも不明確で、議会に対しての説明責任が果たされていません。副市長は、「規則は市長権限であり、質問対象ではない」とのお考えのようですが、私は、内容によっては規則ではなく、条例に含めるべきか否かの判断も議員としてしなくてはならないので、条例の是非の判断として説明責任はあると考えます。
今回の減免はかなり幅広くされると予測されますので、減免については、この条例に含めるか、または公共施設減免条例を策定し条例で定義すべきことと考えます。
また、この減免は、補助団体とされ、答弁によれば、団体補助をしている団体に減免がされるのではないかと思います。補助金制度において、団体補助ではなく、事業補助に切り替え、成果を求めていくとしているのに、今回の減免措置においては、市が目指す姿と逆の判断がされているとの感想も持ちました。市から補助も受けず、自力で頑張っている団体もあります。そうした団体からは、かなり不公平感を抱かれるのではないでしょうか。
以上の理由で、反対とします。
議案第16号 公民館や文化会館、体育施設等の利用料値上げ(みつこ=反対。賛成多数で可決)
議案第15号と同じような反対討論となりますが、
各施設において、備品整備状況、交通利便性、利用率がまちまちです。それなのに、利用料が面積のみで算出されているは課題であり、こうした視点も含めて、料金設定をすべきです。
更に、減免については、議案第15号で述べたとおりであり、今回の減免はかなり幅広くされると予測されますので、減免については、個々の条例に含めるか、または公共施設減免条例を策定し条例で定義すべきことと考えます。
また、佐織公民館の1Fのフリースペースについては、今後、市民との協働を進めるに当たり、市役所南館のように自由につかえる市民スペースとすべきと考えますので、一言申し上げ、反対とします。
議案第26号 平成28年度愛西市一般会計予算(みつこ=反対。賛成多数で可決)
反対の立場で、何点か指摘および提案をさせて頂きます。
1点目は、地方消費税交付金の社会補償分の使い道のことです。次年度は、4億8千万円、国から来ることになっています。すべて社会保障に使うことになっていますが、、民生費、衛生費、国民健康保険、介護保険に関する費用を単純に集計しても、約1億円の増額に止まっています。
市は、市単独事業の存続等の為に使ったと言いますが、説明責任は果たされておらず、他の一般財源と一緒にして使い、後で数字合わせの資料を作成したことは、あきらかで、納税者が社会保障に使われていることを実感する予算編成となっていません。
2点目として、財政改革のことです。私も市長と同じように、改革の必要性を痛切に感じているひとりですが、市長は、今回の190億円台を目指した予算軽減に取り組んでいらっしゃって、その意気込みは評価しますが、決算額の軽減につながるものでなければ意味がないと思います。
議会の答弁の中では、今までの実績から決算額に近い金額を予算額にしたと、今までの予算ぐみの甘さの改善がされたことは理解できますが、これは残念ながら決算の改善につながるものではなく、行財政改革とはいえないのではないでしょうか?
3点目として、補助金削減に着手されました。
この補助金のことは、何年も前から議会でも取り上げてきたことで、団体に対してではなく、事業に対して補助をすべきとの主張をしてきました。そうしないと公的サービスを担える組織は育ちません。
自ら企画書の作成ができ、「公金を使う」という意識をもちながら地域貢献をして頂ける団体を育成することが、介護保険制度改正に伴う事業展開を目前にして、今後更に必要になってきます。
しかし、この10年、「補助金の支給のしかたを変えねばならない」と答弁しながらも、今回の議会でも「今後の課題」と答弁され、一律削減と行っても良い手法に止まったことは残念です。市民協働部もできることですから、市の仕事を少しずつ委託なり、補助を出しながら、市と市民が一緒に取り組むことから始め、団体育成をしていくことが重要と考えますので、何度も申し上げていることですが、提案しておきます。
4点目に、子育てや教育、高齢者など福祉に課題がありながら、納得できない使い方をしていることについて、述べさせて頂きます。
まず、子どもをとりまく環境について、少し話させて頂きます。
私は、子育てにおいては、施設の整備やサービス事業の展開は、ずいぶん出来てきたと愛西市の子育て支援については評価してきましたし、今でも評価しています。
昨日、某保育大学の教授から、愛西市の保育を褒められましたので、ご紹介しますが、学生が愛西市の保育園に実習に来ていて、教授も同行したとのことです。その折り、発達に心配のある園児に加配がされ、手厚く保育がされていたとのことで、ここまでできている自治体はないと、大学でも話題になったとことです。
しかし、今、日々子供たちと関わる中で、様々な課題も感じています。
1つは、自分で判断し、工夫する力や、工夫して遊ぶ力が低下していること。
2つには、大人が喧嘩をする前にとめてしまうので、喧嘩になったときの加減がなく、この変でやめねば、人を傷つけてしまうという判断が出来ない子どもが増え、喧嘩のあとの修復のしかたも身につけていない子も増えています。
3つ目には、人との関わりの経験が減り、自分の感情コントロールができない子も増えています。
こうした子どもの現状がありながら、マンモス児童クラブ、定員オーバーの児童クラブは問題であり、活動範囲を制約し、指導員は、けがをしないことだけに注意をはらう現状となっており、子どもの心の発達に寄り添えていないのが現実ではないでしょうか?
江戸川区では、「すくすくスクール」という事業をしており、保護者の就労如何に関わらず、全員受け入れをしています。また、福岡市では、校庭開放をしていますので、市としても研究しながら、共働き家庭の支援だけでなく、子どもの育ちに視点を置き、児童館の一般来館、中高生の居場所づくりも含め、放課後の子どもの生活をどうするか、考えるべきです。
他の自治体も子育てに力を入れ始めており、他の自治体と同じことで張りあうのではなく、市独自の思い切った事業を打ち出すか、今ある事業を充実させたり、ふくらませたりしながら、特徴ある事業を組み立てていくことが重要と考えています。
また、遊びの不足や、日常生活の変化から、たとえばモップを使うようになり、ぞうきんを絞れない子。手首の動きが悪く、はたきがかけられない子。公園でもボール遊びが禁止されており、ボールを上から投げられない子。そんな子が、かなり増え驚くことばかりです。
また、この議会で、山岡議員からインフルエンザ予防のために、自動的に水がでる水道への切り替えの提案がありましたが、大変申し訳ないですが、水道の蛇口をひねる行為は、子どもの手首の発達に大変重要な面もあり、不便が子どもを育てるという視点もありますので、感染予防も重要ですが、その視点も大切にして判断して頂きたいと思いますのでよろしくお願いします。
もう一つ、子どもをとりまく環境で、気になることがあります。
愛西市においては、保健センターやわかばが頑張っていますので、未就学児までは、かなりよい福祉が提供されていますが、学校に入ったと同時に、福祉との縁が切れ、学校にお任せの状況になっています。
今後は、福祉部との学校との連携を更に強化し、こどもの「育ちや自立、貧困」に視点を置いた「児童館や児童クラブ」の運営や、保護者が学ぶ場の提供も必要で、小学校までの育ちがのありようが、中学生の暴力や不登校問題の解決につながると考えますので、充実を要望します。
高齢者問題においても、健康寿命を延ばせと言っても、外に出る足がない。日中独居への支援が不足しており、介護離職をゼロにと言いながら、現実はますます厳しくなってきています。
こうした「子育て、高齢者」において、たくさんの課題を抱えていながら、
1.国からの予算がとれたからと、現実離れした平成12年の交通量調査をもとに、土地を買収してまで新たに道路を造ることは、許せません。通学路に歩道が設置されていなかったり。まだまだ優先すべきことがあるはずです。
2.そして目的が定まっていない「サクラメント訪問」。市の計画は、観光にすぎません。
3.そして、佐織保健センターや公民館を利用した支所整備の方が、市民には便利に決まっているのに、高額の改修費をかけて整備する支所整備事業。支所を残すことは、地方交付税の算定に加算されることになりはしたものの、算定されるだけで現金でもらえるわけではなく、将来の維持管理を考え、長期的な視野で判断すべきと、私は考えます。
少子高齢化社会に突入し、優先すべき事業は何かと考えた場合、これら納得がいかないことが多々ありますので、賛成は出来ません。以上で反対討論とします。
議案第31号 平成28年度公共下水道(みつこ=反対。賛成多数で可決)
アドリブで発言したので、メモがなく・・・たぶん、こんな内容で発言したと思います。
国の審議会の内容をみても、少子高齢化社会において「公共下水道整備」には消極的になっているのではないか。
少子高齢化社会において、維持管理費がかかるものを次世代の子供たちにバトンタッチすることは、避けねばならない。公共下水道整備計画地域の縮小化につとめ、合併浄化槽地域への変更を積極的にすすめるべきである。
目先の補助金のことで判断せず、将来的な展望をもった判断をすることを要望し、反対をします。
4月6日(水)のつぶやき
愛西市議会の副議長に対する政治倫理審査会の結果が、ホームページにアップされました。みなさんの感想はどうなんでしょう?city.aisai.lg.jp/contents_detai…
朝一番、愛西市議会だよりの原稿の締切。
今回のスケジュールはタイトで、月曜午後に担当割をして水曜の朝が原稿締切。徹夜で原稿作り中です。私は特集ページ「平成28年度予算」3頁の担当で、できるだけ行政用語を使わないよう努力中。配布されたらご覧ください。私見を述べられないのは辛い。
愛西市の公共施設の利用料が値上げになりました。
詳しくは、city.aisai.lg.jp/contents_detai…
今朝締切の愛西市議会便りの原稿を完成させ、今提出完了!
久々の徹夜で、今日一日持つかしら?と、ちょっと不安になっています。今日もかなりの予定を入れちゃったし・・・(-_-)。
児童クラブれんこん村のおやつは、蓮根の天ぷら+中身は何かな?お楽しみ。
子供たち、喜んで蓮根を食べました。蓮根が甘いことを、子供たちは知りました。
れんこんの天ぷら・・・子供たちにかなり好評でした(^_^)v
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昨日、愛西市のNPOがコミュニティカフェをはじめたので、裏方のお手伝い。朝早くからパンを焼き、フルーツゼリー、黒豆、コーヒー。何とか厨房係をやり遂げました(^_^)v NPOのブログはblog.goo.ne.jp/wakuwaku_1954/… pic.twitter.com/leuqG6NfvU