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▲「育児も介護も」同時に女性に重い負担

 晩婚化が進んだこともあり、子育てと介護が同時に女性の負担になる事例については、子育て関係の講座でよくお話しをさせて頂いています。
 子育て支援の活動をしている中で、こうした事例に出会うようになったのは、7~8年くらい前からです。親さんが認知になり、その世話と子育てを担わなければならなくなったとのこと。仕事もやめ、たいへんな日々が続いていることを伺いました。

 愛西市においては、児童クラブの利用条件に「介護」も含まれていますが、他の自治体ではどうでしょうか?

子育て・介護・障がい者支援などの壁を取り払って、地域の助け合い体制を!

 どこの自治体もファミリーサポートセンター事業を行っていますが、この事業は、子どもに限定せず、高齢者・障害者などの壁を取り払ってサポートできる体制を作るべきと考えています。それには、国のしくみを変えたり、市町村がモデル事業として国に提案したり、いろんな方法が考えられます。

朝日新聞に、「「育児も介護も」25万人 女性に重い負担 内閣府推計」の記事

 以下のような記事が載っていますが、来年度からの介護保険制度改正で、更に女性への負担は増えると、私は推測しています。改正介護保険制度への準備が遅れています。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12334196.html?rm=150

以下、リンクが切れるといけないので、概要をまとめてみました。

子育てと家族の介護に同時に直面する「ダブルケア」をする人が、全国で少なくとも25万3千人いることがわかった。女性が16万8千人で、男性が8万5千人。女性により負担が偏っている実態が浮かび上がった。内閣府が28日、初の推計結果を公表した。

 2012年の就業構造基本調査で「ふだん育児をしている」「ふだん介護をしている」の両方を回答した人を「ダブルケア」の担い手と定義し、推計した。この「育児」の対象は未就学児で、内閣府は実際の人数はさらに多いとみている。

 年齢別では、40~44歳が27・1%で最も多かった。35~39歳が25・8%、30~34歳が16・4%と続き、30~40代が8割を占めた。

 推計とは別に今年1~2月、当事者へのインターネット調査も実施。小学6年生までの子どもを育てると同時に親や祖父母の介護をする1004人に尋ねた。

ダブルケアになる前に仕事をしていた832人のうち仕事量を減らした人は149人(17・9%)、離職した人は66人(7・9%)。女性(297人)に限ると、それぞれ63人(21・2%)、52人(17・5%)と、割合が高くなった。

 女性が仕事量を減らしたり、希望通り増やせなかったりした理由は「家族の支援が得られなかった」が最多の27・9%で、男性より10・6ポイント高い。配偶者による手助けが「ほぼ毎日ある」と答えた人は、男性の52・6%に対し、女性では24・4%にとどまった。

ダブルケアの人を支援するNPO法人シャーロックホームズ(横浜市)の東恵子理事長は「親の介護に時間をとられて子どもと思うように関われないとの葛藤から、うつ状態になる人もいる。精神面のサポートに加え、男性も家庭に関われるような働き方の改革が必要だ」と指摘する。(伊藤舞虹)

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4月28日(木)のつぶやき

ブログを更新しました~愛西市議会では、3連続で会派異動届けが出ています。
私は、会派を数の論理で押さえ込むために使ってはいけないと思います。多数決で決めるタイミング、全員合意で決めることなどを... goo.gl/uPAAac


昨日の児童クラブれんこん村のおやつに、頂いた蓮根でピザを作りました。冷蔵のあり合わせのもので「ささっとピザ」 pic.twitter.com/Ymu2BcWLUm


NPO法人れんこん村のわくわくネットワークの最近の活動が更新されています。愛西・稲沢・津島市のファミサポ医療アドバイザー会議のようすや、児童クラブの子供たちの様子。blog.goo.ne.jp/wakuwaku_1954

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