日本頭痛学会の皆様
日本神経外傷学会の皆様
皆様の脳脊髄液減少症に対するお考えを、
一部ネットで読みました。
申し訳ありませんが、皆さんの診断基準には
すくなくとも私はあてはまりません。
つまり、皆様の診断基準では私は、
今までどおり、
「異常なし」か「精神的なもの」にされてしまう恐れがあると思いました。
私は、このことから、
皆様は、「正しく脳脊髄液減少症を理解されていない。」
と感じました。
理解していないからこそ、
あのような
「実際の脳脊髄液減少症患者の私もあてはまらないような、
患者の実態に即していない診断基準」をもっともらしく
示されるのだと思います。
実際の患者の私から見て、
どこがどう、自分の体験した実態と違うのかは、
体力的にゆとりのある時に 少しずつお伝えしたいと思いますが 、
まずは、皆様の診断基準では、
さまざまな不定愁訴の原因が「脳脊髄液漏れ」であっても、
見逃されてしまう危険性を指摘したいと思います。
今のままの皆様の考える診断基準では、
今まで私が受けてきたように、
脳脊髄液減少症患者が
「異常なし。」や「精神的なもの」「心因性」「ストレスのせい」と「自律神経失調症」「うつ病」などと
言われ続けて、放置される事態を生んでしまう恐れがあります。
古い考えの「低髄液圧症候群」の診断基準の考え方をひきずるなら、
私は今も、心因性患者のままにされてしまいます。
皆様方の考えた今の診断基準のままなら、今まで患者が置かれてきた状況となんら変わらず、病態は見逃され、悲劇はくりかえされかねません。
今のままの診断基準では、
「脳脊髄液減少症」の早期発見、早期診断につながりません。
これでは、なんのための診断基準かと
私は激しい憤りさえ感じています。
このままでは、今後も、本当の病名すら気づかないまま、
医師にも知らされないまま、
快方に向かう可能性すら知らないまま、
苦しみ続ける患者が出続ける恐れがあります。
「少なくとも私は、
皆様の診断基準では、抜け落ちてしまう。」という
この事実だけでも、
新年の初めにまず、お伝えさせていただきます。
皆様の中に、脳脊髄液減少症患者の生の声や
脳脊髄液減少症治療を多数経験している
パイオニアの医師の声に
真摯に耳を傾けてくれてくださる心ある方がたが
必ずいることを信じています。
ご理解のほど、
よろしくお願い申し上げます。
参考:
日本頭痛学会の
日本神経外傷学会の
「頭部外傷に伴う低髄液圧症候群の診断基準などについて」と
このフローチャートでは、
私は正真正銘交通事故での脳脊髄液減少症なのに、外傷直後の状態の私でもあてはまらないのです。
つまり、脳脊髄液減少症患者を見落とす可能性があると思います。