脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

七草粥

2008年01月07日 | 小さな幸せ
7日の朝に七草を作って食べました。

七草粥とは、
せり、
なずな、
ごぎょう、
はこべら、
ほとけのざ、
すずな、(かぶ)
すずしろ、(だいこん)の春の七草入りのお粥を、

正月の7日の朝に炊いて食べ、
今年1年の無病息災を祈る習慣だそうです。

お正月のご馳走で疲れた胃腸の
調子を整えるという意味もあるようです。

昨年は七草も買いに行けず、
作ろうと思う気力もなかったので、今年こそはと挑戦しました。

七草セットを買って、
前の晩に炊飯器のおかゆモードでセットして、
7日の朝に全粥が炊き上がるようにしました。

全粥だと、少しかためのおかゆになってしまったので、

別に、すずな(かぶ)とすずしろ(大根)を刻んで煮ていた土鍋におかゆをうつして、水を足して、少しゆるめのお粥にしてから、
のこりの、せり、なずな、ごぎょう、はこべ、を刻んで直接入れて、塩で味を調えました。

葉物は、直接入れず、さっと茹でてから入れると
苦味やあくがとれていいようですが、

私は野草の香りも苦味も楽しみたかったので
そのまま刻んでおかゆに入れてしまいました。

無病息災を祈ると言っても、
すでに無病とはいえない状態の私ですが、
脳脊髄液減少症の回復を祈って食べました。

冬の朝に、あたたかな部屋でお粥のゆげをながめ、

春を感じさせる草の緑と、おかゆの白も目に優しく、
ほどよい塩味とお米の甘さと、
七草のわずかな苦味と
ほのかな土の香りのお粥を口にして、

新年を無事迎えられた喜び、生きている幸せが
自然にふつふつと沸いてきます。

ささやかな日本の行事を味わうたびに
季節の移り変わりを感じ、癒しを感じ、

今まで自分が生きてこれたことへの感謝と喜びと、
未来への希望まで自然にわいてきます。

脳脊髄液減少症の体にとって、
水分と塩分と糖質を一度に補給できるお粥の効果は、
すでに体験的に知り、学びとっていて、療養生活に取り入れてきました。

野草の入った七草粥はさらに、体にいいと感じます。

皆さんも、七草粥、召し上がりましたか?
七草でなくても、青菜で一度おためしください。

脳脊髄液減少症の体も心も癒されます。
おすすめです。






参考
七草粥の豆知識
コメント (7)
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