脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

過眠症状

2008年05月29日 | 症状の説明
今日は朝から雨で、寒いです。

昨日との温度差がとても激しく、
体にこたえます。

今日は絶不調で、眠くて、だるくて、一日眠りこんでいました。

ただ、横になっていたのではなく、
こんこんと
昼間から6時間ぐらい眠ってしまいました。

昨夜も、寝たのにです。

一日横になったり、眠ってしまって動けず、

朝食の食器洗いを、
寝て起きた、夕方4時ごろに、
やっとの思いでしました。

こんな日は、
本当に生きているのがつらく、
現実から逃避したくなります。

つなわたりのように、生きている自分を
改めて感じます。

脳脊髄液減少症は不眠にもなりますが、
過眠、傾眠の症状もでます。

ものすごい異常な眠気がでるのです。
本当です。

不調になると、
私はよく、この眠りこんでしまう症状がでます。
突然脱力と、猛烈な眠気が襲ってきたりします。

だから、

睡眠障害と言われている方や、

いつも眠い方や、
昼食後に限らず、
食後に、普通の範囲を超えるものすごい強烈な眠気が襲ってくる方や、

昼間から異常な猛烈な眠気に襲われ、
実際に数時間も眠りこんでしまう方や

概日リズム障害とか、
ナルコレプシーとか、

睡眠時無呼吸症とか、
化学物質過敏症による同じような「脱力&眠りこみ発作」と、されている方の中に、

もしかしたら、
脳脊髄液減少症による症状の方が、混じっているかもしれないと
私は感じています。

脳脊髄液減少症は、本当に様々な症状がでます。

いろいろな症状を体験して、何年も苦しんだ後に
やっと脳脊髄液減少症とわかった、
患者の私が振り返れば、

それらの症状が、脳脊髄液減少症と関係があることが
わかるのですが、

まだ、脳脊髄液減少症の病名も知らない方がたが、
症状のひとつひとつだけを見ていては、

患者本人も医師も、
その症状の大元が、
脳脊髄液減少症のしわざだと、なかなか気づけません。

睡眠障害の専門家も、見逃してしまうことでしょう。

まさか、睡眠障害の一原因に、
脳脊髄液減少症があると、

どれだけの医師が認識しているでしょうか?

「あまりにありふれた症状で、病態の本質に気づけない」というところが、
他の病態に比べて、
診断にたどりつくまでの、大きな障壁だと思います。

同じ脳脊髄液減少症の患者さんでも、
すべての症状を体験した人ばかりではなく、
一部の症状だけの方もいるでしょうし、

その症状の組み合わせは、
人いよっても様々だと思います。

事故からの放置期間が短い人や、
症状の軽い人ほど、
体験した症状の数も少ないかもしれません。

この過眠の症状による、私の失敗談は
いつか書けたら書きたいと思いますが、

たかが過眠、傾眠症状とあなどれません。

本当に事故や失業に結びつきかねない、
人生をメチャメチャにしかねない、
恐ろしい脳脊髄液減少症の一症状です。


このように、一見ありふれたさまざまな不定愁訴の影に

脳脊髄液減少症が隠れている可能性もあることを、
一人でも多くの方に、
一人でも多くの医師に、

知っていただきたいと思います。

脳脊髄液減少症が正しく診断され、治療されないと、
いつまでたっても治らないし、

方向違いの薬物療法で、
さらなる不調や、離婚や、失業や、事故や、
様々なさらなる困難に巻き込まれます。

症状を「なんともない、異常なし」と放置されたために、
何の罪もない患者が、
脳脊髄液減少症の症状によって、事故をひき起こしかねない危険と
加害者にまでさせられかねない危険もあるのです。

交通事故の悪循環を断つためにも、
この病態の、早期発見、早期治療、患者支援対策に、
一刻も早く取り組んでいただきたいと思います。

人の人生を破壊していく、恐ろしい病態であることを、

本当に一人でも多くの方に知っていただき、
この病態の克服のための研究と、
患者の支援に、
一刻も早く、真剣に取り組み、お力を貸していただきたいと

いつも、
いつも、
願っています。


どうか、脳脊髄液減少症患者を助けてください。
よろしくお願いします。

コメント (7)
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