平成22年2月5日 宮内庁発表
2010年2月5日 時事通信社 「活動広げるには時間必要」=雅子さま
2010年2月5日 asahi.com 雅子さま、「着実にご快復」 東宮職医師団が見解
2010年2月5日 asahi.com
雅子さまのご病状 東宮職医師団の見解全文
その1
その2、
その3、
その4。
読めば、読むほど、脳脊髄液減少症と診断される前の
私自身の状況と症状や体調の波、苦しみの種類が似ていると感じてしまうのは、
私だけでしょうか?
これは患者の私の直感にすぎませんが、
雅子様は適応障害ではなく、
「脳脊髄液減少症」ではないか?と前々から思っています。
以前、記事でも書きましたが、
現役損保社員の書いた小説「プリズントリック」内には
交通事故後の不定愁訴を訴え続ける被害者に対して、
「3ヶ月で治るべきところが6ヶ月たっても治らないのは、患者自身に問題がある。」
「精神的な問題」などと、誤解と偏見に満ちた内容が書かれていますが、
交通事故後、何ヶ月たっても、何年たっても症状を訴え続ける患者の中には
詐欺師やうそつきがいるという現実もたしかにあるかもしれませんが、
もうひとつ、重大な原因があることが完全に作者の思考から抜け落ちています。
それは患者に問題があるわけでも、
患者の精神的なものでも、
患者のせいでも、患者の気持ちの持ちようでも、患者の下心でも、
患者の性格的なものでもなく、
医師の「最初の診断が間違っている」、という可能性です。
故意か悪意か、その根本的な発想が見事に抜け落ちて書かれています。
医師の誤診、
つまり「最初の診断が間違っている可能性」については、
いつも誰も指摘しません。
それは、医師がまるで神であり、絶対であるかのようです。
一人の医師のひとつの見立てにすぎない病名が、
いつのまにか、その患者の症状の絶対的な原因として周囲が認知し、
一人歩きしてしまうのです。
私たち交通事故での脳脊髄液減少症の被害者であり、
長く放置されつづけてきた患者の多くが、
何年も何年も、別の病名を疑われ、最後は精神的なもの、
患者自身の性格の問題にまでされ患者自身が責められいじめられ続けてきました。
私たち患者は、一部の患者さんたちやマスコミ関係者の勇気ある行動により、
マスコミ報道などで自ら脳脊髄液減少症のことを知り、
自ら脳誠意髄液減少症を疑い、
専門医を受診してはじめて、
脳脊髄液減少症という原因と、ブラッドパッチという治療に出会いました。
自分の症状が脳脊髄液減少症からきているかもしれないと気づき、
診断治療に至れる幸運な患者は、ごくごく一部だと思われます。
以前は、多くの患者さんたちが、他の病名や精神疾患に間違われてきたように、
私たちが経験したことと同じことが、
雅子様に起こっているのではないか?と とても心配しています。
2010年1月10日
NHKおはよう日本
脳脊髄液減少症は、さまざまな体の症状、精神症状が出て、
他の疾患と間違われやすいことは、
脳脊髄液減少症という病名にたどりつくまで何年もの時間がかかった患者さんなら
充分ご存知だと思います。
(1年以内、数年以内に脳脊髄液減少症の病名や治療にたどりつけたようなあまりにも幸運な患者様にははとうてい想像もできないような苦難や侮辱やドクハラ、無理解を、
10年以上放置組みの脳脊髄液減少症患者さんたちは私以外にもさんざん体験しているはずです。)
脳脊髄液減少症という病名が知られはじめ、
専門医によりRIやMRミエログラフィー検査でやっと診断がつき、
ブラッドパッチで改善する体験をしても、なお、
否定派医師たちは、私たちの経験や声を無視し、否定し続けました。
「そんなはずはない、あの脳脊髄液減少症肯定派の専門医を受診すれば、
みんな脳脊髄液減少症にされてしまう」と。
患者を救ってくれた、脳脊髄液減少症の治療医たちをも侮辱し続けました。
ひどい話です。
否定派医師はご自分を神様だとでも思っているのでしょうか?
実際に自分の体で経験もないくせに、
経験した患者の声を最初から疑い、馬鹿扱いしていると感じています。
自分には落ち度のない交通事故の経験も、
その後の何十年にもわたる体調不良や精神状態の不調、
それを訴えて受診しても受けるのは、医師による冷笑に満ちたしうち、と医療の無支援。
そしてやっと先輩患者さんや、
勇気あるマスコミ記者の報道により、脳脊髄液減少症という病名をやっと知り、
専門医を探し出し、やっとの思いで受診し、やっと脳脊髄液減少症だとわかり、
ブラッドパッチで改善しても、
そんな経験がまるでない、否定派医師たちに私たち患者の経験は笑い飛ばされるのです。
医師というだけで、症状も苦しんだ経験もないくせに、
体で経験した患者の私たちよりそんなにあなたがたは偉いのでしょうか?
まだまだ続く頑固な否定派医師たちの
脳脊髄液減少症ガイドライン作成妨害活動。
今の私には否定派医師たちの存在と行動が、そうとしか受け止められません。
否定派医師たちが、はじめに「脳脊髄液減少症の否定ありき」ではなく、
「脳脊髄液減少症という病態があることを認めた上での研究」でなければ、
いつまでたっても患者は救われないことでしょう。
もし、万一、雅子様が脳脊髄液減少症であった場合、
脳脊髄液減少症否定派医師たちの行動や、ガイドライン作成の遅れは、
私たち一般庶民国民の患者のみならず、
間接的に雅子様も苦しめることになるでしょう。
皇室の方だって、人間である以上、脳脊髄液減少症になる可能性があるからです。
その時、否定派医師たちの今までの罪は重大だと思いますし、
今までの否定派医師や否定派企業の心無い行動は、人々に語りつがれ、
歴史に残ってしまうことでしょう。
ふたたび、ノーベル賞受賞者の野依氏の言葉をお借りして投げかけます。
「あなたがたは将来、歴史という法廷に立つ覚悟があるのか?」と。
脳脊髄液減少症は、
うつ病そっくり病、非定型うつ病そっくり病、
ニュータイプうつ病そっくり病、
パニック障害そっくり病、
適応障害そっくり病、
更年期障害そっくり病、
慢性疲労症候群そっくり病
繊維筋通症そっくり病、
頸性筋症候群そっくり病の不定愁訴病です。
メニエールにも似ている症状もあり、平衡感覚障害もあり、
子宮内膜症そっくり症状、月経困難症そっくり病、月経前症候群そっく病、婦人科疾患そっくり病(本当は婦人科領域に問題があるのではなく脳の不調による婦人科症状なのに、患者も婦人科医も誰も気づかない)
さらに、精神科領域では、うつのみならず、
解離性障害そっくり症状、
社会不安障害そっくり症状、
対人恐怖症そっくり症状、
被害妄想的になるなど、数え切れないほどの、 身体的、精神的な不調症状がでます。
決して「起立性頭痛」に限ったことではありません。
ちなみに私には現在起立性頭痛はありません。
過去に寝ていても頭痛がひどく、睡眠中に頭痛で目が覚めたこともあります。
起立していると頭痛がひどくなり、寝ると治る、
なんて症状が脳脊髄液減少症の症状だと思ったら大間違いです。
起立性頭痛の症状が当てはまるのは、ごく初期の、早期発見早期治療組の患者さんだけかもしれません。
少なくとも、慢性期に入った長く放置された、何年も何年も脳脊髄液が漏れ続けたまま放置された患者の私にはあてはまりません。
したがって国際頭痛学会のガイドラインでは脳脊髄液減少症は見落とされます。
これについてはこちらの私の過去記事をどうぞ。
さらに、高次脳機能障害もでます。
脳が不調になるのだから、冷静に考えれば当たり前のことですが、
医療が細分化され、臓器ごと、専門科ごとに分かれているために、
患者は症状ごとに専門医を訪れ、
婦人科では婦人科疾患を、
眼科では眼科疾患を、
精神科では精神科疾患を
内科では自律神経失調症などの内科疾患を、
心療内科では心療内科の疾患を・・・という風に診療科ごとに、その患者の症状と既成の病名の症状が似ている病名があてがわれます。
しかし、
私の経験からいえることは、脳脊髄液減少症の症状は、他の病と違って
精神にも身体にも不良を起こし、その症状が一定せず、さまざまに変化し、
症状や体調に波があることが特徴です。
それは天候や気圧や女性の場合は生理周期によって、激しく体調悪化したり、改善したりと変化します。
脳脊髄液減少症の特徴は、決して起立性頭痛なんかではないと思います。
1、精神、身体の両面に及ぶさまざまな不調。
2、精神、身体の実に多彩な症状でいわゆる不定愁訴に分類されかねない症状群。
3、症状に対して検査をしても、一般的な検査では異常がなかなかでない。
4、他の病名をつけられ治療をうけても、対症療法的に効果がある場合もあるが、
また症状が現れ、体調不良が長く続く。
5、少しよくなったり、悪化したりを繰り返す。
6、女性の場合、生理周期で、症状の増悪や改善を繰り返す。
そのため、生理に振り回されて月の半分を寝て過ごすことも多い。
7、自分でも予測のつかない、体調の日内変動。そのときになってみないとわからない。
8、そのため、自分の体調に合わせて行動すると、自分の都合のいいときや自分のした事だけはでき、 都合の悪いときは具合がわるくなる仮病と誤解されかねない。
9、自分でも予測がつかない体調の波のために、先の予定がたてづらく、
行動や予定が制限されてしまう。そのために人の誘いにも安易にのれなくなり、
人間関係まで悪影響が及ぶ。
これらが、私の経験から導きだした、
「脳脊髄液髄液減少症」の特徴です。
脳脊髄液減少症とは 1
脳脊髄液減少症とは 2
公的研究班が思うように症例数が集まらなかったのは
患者を「起立性頭痛」が絶対条件のようにしてこれにこだわったことが
原因だと思われます。
これについては、ろくろさんの記事もどうぞ。私も同感です。
この脳脊髄液減少症の症状の特徴、
「体調に波のある特徴」を、東宮職医師団はご存知なのでしょうか?
東宮職医師団も、脳脊髄液減少症という病名が、
この世に存在することに、私たちと同じ人間である以上、
雅子様にも起こりうることに、
そろそろ気づくべきころだと思います。
宮内庁へのご意見はこちら。(大丈夫、開かれた宮内庁へご意見を)
私の過去記事
おきさき様は脳脊髄液減少症? 1
おきさき様は脳脊髄液減少症? 2
おきさき様は脳脊髄液減少症? 3
おきさき様は脳脊髄液減少症? 4
おきさき様は脳脊髄液減少症? 5
脳脊髄液減少症に自分で気づく方法 2
不定愁訴病 1
これだけセカンドオピニオンやサードオピニオンが普及した今でもなお、
ひとりの医師により、一度診断名、病名がついてしまうと、
一般国民である患者も医師もなかなかそれをくつがえそうとせず、
前医に悪いとか気がねして他の医師の意見を聞こうとしなかったり、
最初の診断した医師のみを信じこんでいたりして、
最初の病名にしがみついてしまい、他の病名の可能性に気づこうとしない のは
義理固い日本人の悪いクセだと思います。
医師も患者も人間ですから、思い込みも思い違いもあるはずです。
それを忘れてはならないと思います。
自分を守るのも、医師を選択するのも、数人の医師たちの見たてた病名の中から、
自分の信の病名だと思う病名を選ぶのは、本当は医師ではなく、患者自身なのに。
私たち庶民は、それができる自由があるけれど、それができない方々もいる。
東宮医師団の中に、脳脊髄液減少症に詳しい医師が存在しない限り、
雅子様も、脳脊髄液減少症という病の可能性について疑われることも、
脳脊髄液減少症の専門医を受診し意見を聞くことも、
詳しい脳脊髄液減少症の検査を受けることも今後もありえないことでしょう。
もし、万一、皇族の方が脳脊髄液減少症になったなら、
今の国や社会や医療の現状では
おつらい心身をお抱えになったまま、何年もの年月が過ぎてしまわれることが、お気の毒でなりません。
もし、雅子様の波のある体調不良の原因が
適応障害ではなく、脳脊髄液減少症のためであり、
もしかしたら、ブラッドパッチ治療で見違えるように症状が改善して、
もとのお元気で活発な雅子様に戻られるかもしれないと思うと、
何年も何年も、適応障害という病名で療養され、なかなか体調が改善せず、
苦しまれているご様子を知るにつけ
同じような状況を脳脊髄液減少症で経験した患者として、なんともやりきれません・・・。
一般庶民の国民の間でも、まだ、ブラッドパッチが保険適用にならず、
医師の間でも否定派医師がはびこっていて、国民にもブラッドパッチ治療が健康保険適用で充分いきわたらないような状況では、
もし、皇室の方がこの病を発症した場合、
東宮職医師団が脳脊髄液減少症を疑い、専門医によりその検査を受け、
ブラッドパッチ治療を受けられることは非常に難しいことでしょう。
皇室の方々も、医学や世間に認知された既成の病の
検査や治療と同じように、
脳脊髄液減少症の検査、治療を専門医により受けられる日は、
まだまだかなり遠い気がしてなりません。
雅子様が、もし、脳脊髄液減少症の可能性があるのなら、
検査治療できる病院、医療スタッフ、医師は
A病院、S医師しかいないような気がしています。
最近の脳脊髄液減少症報道記事より(ろくろさ~んいつも情報ありがと~)
東京新聞 2010年2月7日
2010年2月1日 CBニュース
2010年1月30日 毎日新聞 大分
2010年1月28日 CBニュース
2010年1月16日 毎日新聞 高知
2009年12月26日 毎日新聞
CBニュースは こちら。
gooニュースはこちらと
こちら。
2010年2月5日 時事通信社 「活動広げるには時間必要」=雅子さま
2010年2月5日 asahi.com 雅子さま、「着実にご快復」 東宮職医師団が見解
2010年2月5日 asahi.com
雅子さまのご病状 東宮職医師団の見解全文
その1
その2、
その3、
その4。
読めば、読むほど、脳脊髄液減少症と診断される前の
私自身の状況と症状や体調の波、苦しみの種類が似ていると感じてしまうのは、
私だけでしょうか?
これは患者の私の直感にすぎませんが、
雅子様は適応障害ではなく、
「脳脊髄液減少症」ではないか?と前々から思っています。
以前、記事でも書きましたが、
現役損保社員の書いた小説「プリズントリック」内には
交通事故後の不定愁訴を訴え続ける被害者に対して、
「3ヶ月で治るべきところが6ヶ月たっても治らないのは、患者自身に問題がある。」
「精神的な問題」などと、誤解と偏見に満ちた内容が書かれていますが、
交通事故後、何ヶ月たっても、何年たっても症状を訴え続ける患者の中には
詐欺師やうそつきがいるという現実もたしかにあるかもしれませんが、
もうひとつ、重大な原因があることが完全に作者の思考から抜け落ちています。
それは患者に問題があるわけでも、
患者の精神的なものでも、
患者のせいでも、患者の気持ちの持ちようでも、患者の下心でも、
患者の性格的なものでもなく、
医師の「最初の診断が間違っている」、という可能性です。
故意か悪意か、その根本的な発想が見事に抜け落ちて書かれています。
医師の誤診、
つまり「最初の診断が間違っている可能性」については、
いつも誰も指摘しません。
それは、医師がまるで神であり、絶対であるかのようです。
一人の医師のひとつの見立てにすぎない病名が、
いつのまにか、その患者の症状の絶対的な原因として周囲が認知し、
一人歩きしてしまうのです。
私たち交通事故での脳脊髄液減少症の被害者であり、
長く放置されつづけてきた患者の多くが、
何年も何年も、別の病名を疑われ、最後は精神的なもの、
患者自身の性格の問題にまでされ患者自身が責められいじめられ続けてきました。
私たち患者は、一部の患者さんたちやマスコミ関係者の勇気ある行動により、
マスコミ報道などで自ら脳脊髄液減少症のことを知り、
自ら脳誠意髄液減少症を疑い、
専門医を受診してはじめて、
脳脊髄液減少症という原因と、ブラッドパッチという治療に出会いました。
自分の症状が脳脊髄液減少症からきているかもしれないと気づき、
診断治療に至れる幸運な患者は、ごくごく一部だと思われます。
以前は、多くの患者さんたちが、他の病名や精神疾患に間違われてきたように、
私たちが経験したことと同じことが、
雅子様に起こっているのではないか?と とても心配しています。
2010年1月10日
NHKおはよう日本
脳脊髄液減少症は、さまざまな体の症状、精神症状が出て、
他の疾患と間違われやすいことは、
脳脊髄液減少症という病名にたどりつくまで何年もの時間がかかった患者さんなら
充分ご存知だと思います。
(1年以内、数年以内に脳脊髄液減少症の病名や治療にたどりつけたようなあまりにも幸運な患者様にははとうてい想像もできないような苦難や侮辱やドクハラ、無理解を、
10年以上放置組みの脳脊髄液減少症患者さんたちは私以外にもさんざん体験しているはずです。)
脳脊髄液減少症という病名が知られはじめ、
専門医によりRIやMRミエログラフィー検査でやっと診断がつき、
ブラッドパッチで改善する体験をしても、なお、
否定派医師たちは、私たちの経験や声を無視し、否定し続けました。
「そんなはずはない、あの脳脊髄液減少症肯定派の専門医を受診すれば、
みんな脳脊髄液減少症にされてしまう」と。
患者を救ってくれた、脳脊髄液減少症の治療医たちをも侮辱し続けました。
ひどい話です。
否定派医師はご自分を神様だとでも思っているのでしょうか?
実際に自分の体で経験もないくせに、
経験した患者の声を最初から疑い、馬鹿扱いしていると感じています。
自分には落ち度のない交通事故の経験も、
その後の何十年にもわたる体調不良や精神状態の不調、
それを訴えて受診しても受けるのは、医師による冷笑に満ちたしうち、と医療の無支援。
そしてやっと先輩患者さんや、
勇気あるマスコミ記者の報道により、脳脊髄液減少症という病名をやっと知り、
専門医を探し出し、やっとの思いで受診し、やっと脳脊髄液減少症だとわかり、
ブラッドパッチで改善しても、
そんな経験がまるでない、否定派医師たちに私たち患者の経験は笑い飛ばされるのです。
医師というだけで、症状も苦しんだ経験もないくせに、
体で経験した患者の私たちよりそんなにあなたがたは偉いのでしょうか?
まだまだ続く頑固な否定派医師たちの
脳脊髄液減少症ガイドライン作成妨害活動。
今の私には否定派医師たちの存在と行動が、そうとしか受け止められません。
否定派医師たちが、はじめに「脳脊髄液減少症の否定ありき」ではなく、
「脳脊髄液減少症という病態があることを認めた上での研究」でなければ、
いつまでたっても患者は救われないことでしょう。
もし、万一、雅子様が脳脊髄液減少症であった場合、
脳脊髄液減少症否定派医師たちの行動や、ガイドライン作成の遅れは、
私たち一般庶民国民の患者のみならず、
間接的に雅子様も苦しめることになるでしょう。
皇室の方だって、人間である以上、脳脊髄液減少症になる可能性があるからです。
その時、否定派医師たちの今までの罪は重大だと思いますし、
今までの否定派医師や否定派企業の心無い行動は、人々に語りつがれ、
歴史に残ってしまうことでしょう。
ふたたび、ノーベル賞受賞者の野依氏の言葉をお借りして投げかけます。
「あなたがたは将来、歴史という法廷に立つ覚悟があるのか?」と。
脳脊髄液減少症は、
うつ病そっくり病、非定型うつ病そっくり病、
ニュータイプうつ病そっくり病、
パニック障害そっくり病、
適応障害そっくり病、
更年期障害そっくり病、
慢性疲労症候群そっくり病
繊維筋通症そっくり病、
頸性筋症候群そっくり病の不定愁訴病です。
メニエールにも似ている症状もあり、平衡感覚障害もあり、
子宮内膜症そっくり症状、月経困難症そっくり病、月経前症候群そっく病、婦人科疾患そっくり病(本当は婦人科領域に問題があるのではなく脳の不調による婦人科症状なのに、患者も婦人科医も誰も気づかない)
さらに、精神科領域では、うつのみならず、
解離性障害そっくり症状、
社会不安障害そっくり症状、
対人恐怖症そっくり症状、
被害妄想的になるなど、数え切れないほどの、 身体的、精神的な不調症状がでます。
決して「起立性頭痛」に限ったことではありません。
ちなみに私には現在起立性頭痛はありません。
過去に寝ていても頭痛がひどく、睡眠中に頭痛で目が覚めたこともあります。
起立していると頭痛がひどくなり、寝ると治る、
なんて症状が脳脊髄液減少症の症状だと思ったら大間違いです。
起立性頭痛の症状が当てはまるのは、ごく初期の、早期発見早期治療組の患者さんだけかもしれません。
少なくとも、慢性期に入った長く放置された、何年も何年も脳脊髄液が漏れ続けたまま放置された患者の私にはあてはまりません。
したがって国際頭痛学会のガイドラインでは脳脊髄液減少症は見落とされます。
これについてはこちらの私の過去記事をどうぞ。
さらに、高次脳機能障害もでます。
脳が不調になるのだから、冷静に考えれば当たり前のことですが、
医療が細分化され、臓器ごと、専門科ごとに分かれているために、
患者は症状ごとに専門医を訪れ、
婦人科では婦人科疾患を、
眼科では眼科疾患を、
精神科では精神科疾患を
内科では自律神経失調症などの内科疾患を、
心療内科では心療内科の疾患を・・・という風に診療科ごとに、その患者の症状と既成の病名の症状が似ている病名があてがわれます。
しかし、
私の経験からいえることは、脳脊髄液減少症の症状は、他の病と違って
精神にも身体にも不良を起こし、その症状が一定せず、さまざまに変化し、
症状や体調に波があることが特徴です。
それは天候や気圧や女性の場合は生理周期によって、激しく体調悪化したり、改善したりと変化します。
脳脊髄液減少症の特徴は、決して起立性頭痛なんかではないと思います。
1、精神、身体の両面に及ぶさまざまな不調。
2、精神、身体の実に多彩な症状でいわゆる不定愁訴に分類されかねない症状群。
3、症状に対して検査をしても、一般的な検査では異常がなかなかでない。
4、他の病名をつけられ治療をうけても、対症療法的に効果がある場合もあるが、
また症状が現れ、体調不良が長く続く。
5、少しよくなったり、悪化したりを繰り返す。
6、女性の場合、生理周期で、症状の増悪や改善を繰り返す。
そのため、生理に振り回されて月の半分を寝て過ごすことも多い。
7、自分でも予測のつかない、体調の日内変動。そのときになってみないとわからない。
8、そのため、自分の体調に合わせて行動すると、自分の都合のいいときや自分のした事だけはでき、 都合の悪いときは具合がわるくなる仮病と誤解されかねない。
9、自分でも予測がつかない体調の波のために、先の予定がたてづらく、
行動や予定が制限されてしまう。そのために人の誘いにも安易にのれなくなり、
人間関係まで悪影響が及ぶ。
これらが、私の経験から導きだした、
「脳脊髄液髄液減少症」の特徴です。
脳脊髄液減少症とは 1
脳脊髄液減少症とは 2
公的研究班が思うように症例数が集まらなかったのは
患者を「起立性頭痛」が絶対条件のようにしてこれにこだわったことが
原因だと思われます。
これについては、ろくろさんの記事もどうぞ。私も同感です。
この脳脊髄液減少症の症状の特徴、
「体調に波のある特徴」を、東宮職医師団はご存知なのでしょうか?
東宮職医師団も、脳脊髄液減少症という病名が、
この世に存在することに、私たちと同じ人間である以上、
雅子様にも起こりうることに、
そろそろ気づくべきころだと思います。
宮内庁へのご意見はこちら。(大丈夫、開かれた宮内庁へご意見を)
私の過去記事
おきさき様は脳脊髄液減少症? 1
おきさき様は脳脊髄液減少症? 2
おきさき様は脳脊髄液減少症? 3
おきさき様は脳脊髄液減少症? 4
おきさき様は脳脊髄液減少症? 5
脳脊髄液減少症に自分で気づく方法 2
不定愁訴病 1
これだけセカンドオピニオンやサードオピニオンが普及した今でもなお、
ひとりの医師により、一度診断名、病名がついてしまうと、
一般国民である患者も医師もなかなかそれをくつがえそうとせず、
前医に悪いとか気がねして他の医師の意見を聞こうとしなかったり、
最初の診断した医師のみを信じこんでいたりして、
最初の病名にしがみついてしまい、他の病名の可能性に気づこうとしない のは
義理固い日本人の悪いクセだと思います。
医師も患者も人間ですから、思い込みも思い違いもあるはずです。
それを忘れてはならないと思います。
自分を守るのも、医師を選択するのも、数人の医師たちの見たてた病名の中から、
自分の信の病名だと思う病名を選ぶのは、本当は医師ではなく、患者自身なのに。
私たち庶民は、それができる自由があるけれど、それができない方々もいる。
東宮医師団の中に、脳脊髄液減少症に詳しい医師が存在しない限り、
雅子様も、脳脊髄液減少症という病の可能性について疑われることも、
脳脊髄液減少症の専門医を受診し意見を聞くことも、
詳しい脳脊髄液減少症の検査を受けることも今後もありえないことでしょう。
もし、万一、皇族の方が脳脊髄液減少症になったなら、
今の国や社会や医療の現状では
おつらい心身をお抱えになったまま、何年もの年月が過ぎてしまわれることが、お気の毒でなりません。
もし、雅子様の波のある体調不良の原因が
適応障害ではなく、脳脊髄液減少症のためであり、
もしかしたら、ブラッドパッチ治療で見違えるように症状が改善して、
もとのお元気で活発な雅子様に戻られるかもしれないと思うと、
何年も何年も、適応障害という病名で療養され、なかなか体調が改善せず、
苦しまれているご様子を知るにつけ
同じような状況を脳脊髄液減少症で経験した患者として、なんともやりきれません・・・。
一般庶民の国民の間でも、まだ、ブラッドパッチが保険適用にならず、
医師の間でも否定派医師がはびこっていて、国民にもブラッドパッチ治療が健康保険適用で充分いきわたらないような状況では、
もし、皇室の方がこの病を発症した場合、
東宮職医師団が脳脊髄液減少症を疑い、専門医によりその検査を受け、
ブラッドパッチ治療を受けられることは非常に難しいことでしょう。
皇室の方々も、医学や世間に認知された既成の病の
検査や治療と同じように、
脳脊髄液減少症の検査、治療を専門医により受けられる日は、
まだまだかなり遠い気がしてなりません。
雅子様が、もし、脳脊髄液減少症の可能性があるのなら、
検査治療できる病院、医療スタッフ、医師は
A病院、S医師しかいないような気がしています。
最近の脳脊髄液減少症報道記事より(ろくろさ~んいつも情報ありがと~)
東京新聞 2010年2月7日
2010年2月1日 CBニュース
2010年1月30日 毎日新聞 大分
2010年1月28日 CBニュース
2010年1月16日 毎日新聞 高知
2009年12月26日 毎日新聞
CBニュースは こちら。
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