引き続き、ボランティアのお願いはこちら。
震災3ヶ月目の日だというのに、
あの、
患者の現状からかけはなれたはじめに「起立性頭痛ありき」の脳脊髄液減少症診断フローチャート案に
私の怒りの火がついた。
あんなものは患者の私は欲していない。!
RI検査で髄液漏れが確認でき、
ブラッドパッチで症状改善した
正真正銘の脳脊髄液減少症患者の私も最初から除外され、
あてはまらないような「診断フローチャート案」を作ってどうする。!
今後も患者を見逃し続けてしまうような
診断フローチャート案は絶対に許せない!
損保寄りの脳神経外傷学会所属などの
脳脊髄液減少症研究班内反対派医師はいったい何をたくらんでいるのか!
厚生労働省の脳脊髄液減少症公的研究班も
脳脊髄液減少症に否定的な考えの医師も、学会も、
患者も、患者会も、
そして患者を苦しめ続けている損害保険会社も
ドラッカーの「マネジメント」に学んでほしい!。
ドラッカーの「ネジメント」といえば、
ベストセラー
「もし、高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら」の中に出てくることで知られているが、
現在NHK教育の100分de名著
「マネジメント」ドラッカー
で、ドラッカー学会の上田惇生さんがやさしく説いてくださっている。
上田さんはテキストの中で
「できるならば、組織社会の中で生きる人々すべてに
ドラッカーの著書を読んでもらいたいという気持ちがあった。」と書いている。
上田さんのお言葉はこちら。
4回放送のうちすでに2回の放送が終わっているが
本日午後3時から第1回放送分と第2回分の再放送があるようだ。
100分de名著・NHK教育
ドラッカー
第1回6月1日放送分「感動のDNA」
第2回6月8日放送分 「何のための企業か?」
本日再放送。
必見です。
難しい「マネジメント」のエッセンスをやさしくわかりやすく書かれた
NHKテレビテキスト
100分de名著
「マネジメント」の
ドラッカー学会代表上田惇生さんのテキストもぜひお読みください。
前回までの放送分のまとめとテキストから
私が感動し涙した言葉を
以下一部、抜粋引用します。
・・・・・・・・・
『現在の社会ではほとんどすべての人がなんらかの形で組織に属している。
すべての財とサービスは組織で生み出される。
組織をよりよいものにしていけば、
組織の集まりである社会もよくなるはず。』
「経済至上主義は人を幸せにしない。」
「会社は利益のためにあるのではない。
会社は社会のために存在し、
利益のためではなく、
人間を幸せに導くために存在している。」
ドラッカーの「マネジメント」とは金儲けのための企業を
いかに運営していくかについて書かれたハウツー本ではない。
「人間の本当の幸せとは何か?」という大きな命題を踏まえた上で、
よりよい社会を作っていくための組織や企業のあり方について書かれたものである。
ドラッカーの「マネジメント」は
人と人とが一緒に働きながら、まっとうな社会を作っていくための方法が書かれている。
仕事のことを一番よく分かっているのは現場である。
彼らの考えを経営に取り入れるべきだ。
ドラッカーのマネジメントは
経営学の本というより、人間を感動させ、幸せに導くために書かれた本。
顧客が何を求めているかを知り、それを提供することこそが企業がなすべきことだ。
会社は
社会に悪い影響を与えないようにして、
社会に貢献する事を考えなければならない。
企業側が「何を売りたいか」ではなく、顧客が「何を欲しているか」を考えるのが
マーケティング。
イノベーションとは単なる技術革新ではない。
物事の新しい切り口、新しい捉え方、新しい活用法を創造する行為をイノベーションという。
世の中はどんどん変化していく。
絶えずその変化を見ながら、
企業自体も変わっていかねばならない。
企業の目的はただひとつ。
顧客を創造すること。
顧客の創造とは、お客に求められているものを創造すること。
お客の潜在意識のなかには需要があるのに
まだ商品やサービスとして形になっていないものを提供すること。
企業とは
この社会で暮らすみんなに便利さや快適、喜びを届けるために存在している。
それによってよりよい社会がつくられていく。
それが企業の存在理由。
ドラッカーの著書
「非営利組織の経営」はNPOのバイブル。
政府機関は自らプレーヤーになることは苦手である。それゆえに「民力」が必要である。
ドラッカーの根底にあるのは、
「人を大事にする社会」の構築
・・・・・・以上ここまで
テキストから抜粋、引用。・・・・・・・・
ここからは私の願い。
患者という顧客が今、医師や、損保企業や、研究班に何を求めているか?考えてほしい。
それが、マーケティングではないのか?
損保や医学会は今何をなし、どう変わっていけば
社会的責任を果たし、人を幸せに導き、よりよい社会を構築していけるのか?考えてほしい。
患者会同士はどうあるべきか?
ドラッカーがいうように
『それぞれの得意とするところや「強み」を用いて社会の問題に貢献』すればいいのではないか。
政治家に力を借りようが、一党密着だろうが、超党派をめざそうが、患者だけの力で何とかしたいのなら、そうしようが、そんなことはどうだっていい。
それぞれのやり方を批判しあうことなく、
それぞれの強みを生かして、強みと強みが合体して大きな力を生み出すように手をつないでほしい。
これば以前から私が繰り返し訴えてきたことだ。
ドラッカーの言葉を解説した番組「100分de名著マネジメント」第二回を見逃した方は
6月15日水曜午前5時35分からと、午前11時30分からの放送を見て考えてほしい。
この際、さまざまな立場の皆様に
ドラッカーの「マネジメント」からぜひ多くの教えを学びとって
実践していただきたい。
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