身近に友達もいない
家族にも見放されてる
肉親にも相手にされていない。
相談できる医師もいない。
弁護士もいない。
社会保険労務士も、
保健師さんも、
役場職員もいない。
そういう街に住んでいるからしかたない。
みんな、脳脊髄液減少症なんていう弱者がいる事に気づいていない。
相談にのってあげようなんて思わない。
こんな人、放っておいても大丈夫だと思われるから。
見た目、健常者、見た目元気そうだから。
家族がいても、肉親がいても、
私のことなんか、
大切な存在だと思ってくれる人間が、ひとりも身近にいないと感じる。
診断がつき、治療してくれる医師が遠方にいる私でさえ、孤独を感じるのに、
この日本に、この世界中に、
今もなお、自分の苦しみの元凶が脳脊髄液減少症だと気づかないままの人たちが、どれほど周囲の無理解に苦しむ二次被害を受け、苦しんでいるのだろう。
自殺者が報道されるたびに、
「ひとりで悩まず、誰かに相談を!」などとお決まりの事を言う。
しかし、あちこち相談して助けを求めても、なかなか身近には助けてくれる人も、相談にのってくれる人もいないのが現実だった。
私を助けてくれたのは、遠方の人たち。
本当にそう簡単に助けてもらえないのが脳脊髄液減少症。
いったいどれだけの人が、脳脊髄液減少症になって、周囲に助けを求めても無視さら、結果的に殺されてしまっているのか?
誰も調べようともしない。