脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

本当にベンゾジアゼピン系の薬剤性眼瞼けいれん?

2023年11月29日 | マインドコントロール
昨日の朝日新聞、「患者を生きる」4603
知らぬ間に薬に依存の第3回の記事を読んだ。
この内容をまとめたのが以下。

10年ほど前に耳鳴りで医師を受診。

耳鳴り→医師によるベンゾジアゼピン系の抗不安薬と睡眠導入薬の処方
→薬をやめると激しい不眠→
2022年9月目がゴロゴロする異物感→目の奥が痛い、頭まで痛くなってくる。→ドライアイの治療で少し楽になる。→朝はまだ楽だが、光がどんどん入ってくると、目の表面、目の奥、頭と順に痛みが増す。→
ネットでこれだ!と思う情報を見つけた。「薬剤性眼瞼けいれん」→眼瞼けいれんの専門医を受診して眼瞼けいれんと診断した。

その眼科医は眼瞼けいれんの診療の中で、ベンゾジアゼピン系の薬を使っている患者が少なくない事に気づき、調査研究を専門誌で発表してきた。

という内容。

脳脊髄液減少症で耳鳴りや不眠、目の痛みや眩しさ、を経験した方なら、何かお気づきにならないだろうか?

症状の原因が脳脊髄液減少症だったのに、耳鼻科や眼科や心療内科や精神科で、誤診され、症状ごとに投薬を繰り返えされたあげく、
ようやく、脳脊髄液減少症の専門医にたどりつき、ブラッドパッチ治療を受けたら、目や耳や不眠の症状がすべて消えた経験のある人なら、何かお気づきにならないだろうか?

最初の診断から間違ってた可能性。
それにより、薬づけになってしまい、原因が他にあるのに、原因はそのまま放置して症状だけを薬でおさえようとしつづけた結果、薬依存になった可能性。

薬依存のせいでの目の症状ではなく、
その目の症状も、別の原因が長年放置され続けた結果出てきた可能性。

別の原因で新たに目の症状が出てきたと気づけない患者は、自分で薬のせいでは?と思い、検索してフィルターバブルの中で、
そうだと確信していく可能性。

目の症状だけで、眼科医を受診すれば、
その症状の大元の別の原因に気づかないまま、目だけの病名をつけてしまう可能性。

眼瞼痙攣を訴える多くの患者を調査すると、ベンゾジアゼピン系薬を使っている人が多いから、ベンゾジアゼピン系薬による眼瞼痙攣だと結論づけるけれど、
そうとは限らない事に医師が気づいていない可能性。

たとえば、髄液漏れがあれば、不眠や精神症状が出るからその症状を医師に訴えれば、ベンゾジアゼピン系薬剤は、かなりの確率で処方される。
でも、髄液漏れという大元の原因はそのままだから、その結果、目の症状も出てきて眼科医を受診する。
その時、飲んでる薬を聞かれれば、ベンゾジアゼピン系薬剤を医師に告げる。
その結果眼科医は、ベンゾジアゼピン系薬剤を飲んでいる人に眼瞼けいれんが多いように錯覚する、という、可能性。

同じ物事も、一方向からではなく、
逆からも、
違う方向からも、考えたり、考察しないと、
真実を見誤ると、私は経験から思います。

脳脊髄液減少症で、目の眩しさや、耳なり、不眠を体験した患者さんたちは
どう思いますか?

以下のリンク先に書かれている症状は、
私はすべて、脳脊髄液減少症での目の症状で経験しています。
もし、私が、髄液漏れと気づかず、対症療法に頼って薬漬けになっていたら、
薬物依存による目の症状と誤解されてもしかたがないと思います。


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