白血病を克服した方のニュースがつらい。
健康な人には、普通に 喜ばしいニュースのはずなのに、
何か重い病気で闘病中の人にも、希望を与えるニュースであるはずなのに、
私はただつらくてそのニュースが流れるとすぐ消すか、他の番組に変えて見ないようにしている。
この辛さにはちゃんと理由があるのだけど、書いたところでどうせ普通の人には理解されない。
ひがみや、ひねくれ者と、過去に非難された事もあるから、
今日は書かないでおこうと思った。
けど、少し当事者の心の中も書いておく。
例えるなら、津波で家族を奪われた人が、
いきなりニュースで津波の画像を目にしたら、過去を思い出してつらくなるのとも
少し似ているし、
事故や災害で家族を失った人が、
家族がいて幸せそうな人を見たらつらくなるのと、
子どもを失った人が、
他人の子の成人式や社会人姿を見て、喜ばしいと思いつつも、
本当は見たくないほどつらいのと、
なんか似てる。
辛かったら見なきゃいいんだけど、
心から喜べないなら、目を伏せればいいんだけど、
つらくなり、喜べない自分を、大人気ないと責めてしまう自分がいて、
またそれがつらい。
心に何も傷がない、普通の人にとって
喜ばしいニュースも、
普通の多くの人に希望を与えるようなニュースも、
時には、つらく感じる人間もいる事を
だれかわかってくれるでしょうか?