陽炎日記

日々の出来事を中心に綴ってます。

「開運なんでも鑑定団」

2018-01-23 22:13:29 | Weblog
 ゲスト 島田洋七
作者不明の絵画 ちょっと変わった絵だけど・・・
エルテの作品だという。
本人評価額10万50万円

★ 30年間集め回った代物。
お宝 ワインオープナー(コルクスクリュー)308点
 飾り棚二つくらいにいっぱいにあった。古いものから新しいものまで様々。
本人評価額600万1100万円
よくぞ集めましたというところだろう。それほど安いものはなかったように思う。
型が三種類あってそれぞれの型で取っ手の部分が違ったりして面白かった。

 出張鑑定 石川県小松市
九谷焼き発祥地なので碧石などもまだある。

① 92歳のおじいさん。おひげが上品。
鑑定品 松本佐平の鉢 借金のかたにもらう。
本人評価額50万100万円
本物出ました~

② 渡辺崋山の掛け軸(絵)
10万円で買った。
本人評価額30万10000円
偽物、するどさがないと安河内さんに評価されていた。

③ 瀧本石見 花瓶、香炉、鶴亀の3点(銅作り)箱有り
15万円で買った。
本人評価額30万40万円ちょっと良かった~

④ 初代徳田八十吉の壺
100万円で買う。
本人評価額100万350万円
本物色合いが非常によい、鳳凰が素晴らしいと言われていた。

⑤ 一休宗純の掛け軸(絵)
85000円で買う。
本人評価額30万5000円
丸っきり偽物というわけではなく工芸品の一部として出された物。

⑥ 野村清雲の牛像(木彫り)
本人評価額29万50万円
置物をあまり作らない人だというので木彫りの像は珍しいという。

★ 頂き物。陶芸品
鑑定品 河井寛次郎の焼き物
「土と炎の人」と呼ばれるほど名工だという。
1960年頃の作品ではないか?
本人評価額100万20000円
インテリア工芸品、(暮らしの中の焼き物)
顔はあまり描かないらしい。

出張鑑定は石川県らしい工芸品が見られて良かった。
ピンキリだったね~。これでもかっていうほど次から次へ出てくるね~。
待ち順もあるのかな~。

 
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光文社文庫「大崎梢リクエスト!本屋さんのアンソロジー」

2018-01-23 14:11:42 | Weblog
 先週だったかブックオフで見かけて買って読んだら意外に面白かった。

10人の作家の小作品10編。
本屋さんにまつわるものばかり集まっている。
万引き犯を捕まえてみたり、夫の弁当箱に石を詰め込んだ話、ロバのサイン会の話、
好きな子は地味な作家の本が好きだった話(実は母親だった)、空港内の本屋の話だったとり、
楽しく読めた。
一つ一つ取り上げたらきりがない。

「夫の弁当箱に石をつめた奥さんの話(角井慶喜著)」が1番強烈だった。
主人公の松波の弁当がじょじょに貧相になり最後は空っぽ?ではなく石がぎっしり入っていた
妻は夫に嫌がらせをしていたのだ。それはどういうことか?
妻は夫が自分に寄り添って欲しいと思っていただけなのに、気づいてくれなかったから、
仕返しをしていたのだ。俵万智「サラダ記念日」の一節がオチに使われた。
 <「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ>

やはりお互いが向き合えってことなのかな~と思った。
(少しでいいから妻のことを思ってくれていれば悲惨なことにならなかったのに・・・)
 
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