青江教授が中心に映画は作ってあった。
なんだか小説をコンパクトに縮めた話になっていて・・・
水城千佐都(佐藤江梨子)は小説では甘粕謙人(福士蒼汰)を誘惑して
体の関係を持っちゃったんだけどね~。映画では省かれちゃった。
武尾(高嶋政伸)がもう少し活躍したり、甘粕才生(豊川悦司)が神がかった感じが
もっとあったらもっと迫力あったのに・・・あそこまでVFXを使っているのに迫力不足。
小説を読んじゃったせいか・・・

あまりにも説明が簡単だったので余計そう思うのかもしれない。
小説を読むと凄く重い印象だったからな~
甘粕才生のブログの件もなぜか簡単に済まされちゃって・・・
小説を読んでいてこのブログ内容が長くていやになったほど。
簡単に済むことは簡略して、謙人と才生親子の対峙を表現しようと必死だったのかも。
対峙シーンもなんだか中途半端だったような・・・
初めて見た人は「恐かったね」とは言っていたような・・・。
(そういう話だから

)
円華(広瀬すず)は父親の脳外科医羽原全太朗(リリー・フランキー)に
自分から謙人と同じようにして欲しいと申し出て脳手術を行った。
機械人間になってしまった。予知能力を身につけることが出来た。
それが<ラプラスの魔女>と呼ばれる所以になった。
青江は科学的には無理なことばかり起こる現象にほとほと嫌気がさしていたが、
最後まで円華に付き添っていた。
やはり小説を全部読んだものにとっては話を飛ばしているところがきになった。
主要部分はぬかないのはわかるが、やはり順序ってものがあるでしょ?と思ったのだ。
謙人が病院を抜け出した所とか、わざわざ温泉地に向かって足跡を残したこととか、
その辺が丸っきり抜けているのだ。
それがないと話が結びつかない。小説を読んでいるからここはこうだと言えるのに・・・
脚本家誰だっけ?矢津弘幸氏ですね
(今やってる「家政婦のミタゾノ」なども作ってる

もう少し頑張って書いて欲しかったな~

)
キャストが良かっただけに少々残念な作品だった。