陽炎日記

日々の出来事を中心に綴ってます。

宇江佐真理著 「通りゃんせ」

2020-06-07 23:40:57 | Weblog
 タイムスリップ物だと知って買って読んだら読み終えてしまった😅 

今日は競馬中継を見終えた後4時から読んで、夕飯の支度、夕食を済ませてから
続きを一気読み!
いやはやなんとも自分でも驚いている。(「金魚姫」と本の厚みは同じくらいだが・・・)

平凡な若いサラリーマン大森連はマウンテンバイクに乗って気楽な休日を
過ごそうと出かけるが道に迷い、滝の裏に落ちて・・・
気がついたら江戸時代に・・・(天明6年の武蔵国中郡青畑村)
時次郎とさな兄妹のいる場所にやっかいになりがら、河の氾濫や重い年貢が
招く貧困など、江戸の過酷な現実をまのあたりしていく連。
この時代では“連吉”と呼ばれた。さなの言葉使いが侍の息女風。田舎娘の
言葉じゃないな~とすぐわかったよ。思わず『仁』の咲さんを思い出した。
書状を持って江戸の松平伝八郎(知行主)に逢いに行ったはいいが、伝八郎に
気に入られて半年いさせられて・・・飢饉に飢えている村を救って欲しいと
頼む。そこから話はトントン拍子に進む。
青畑村に食料が運ばれて、自分達で畑をまた耕すほどになっていった。
しかし別れが近いことがわかっていた。
祭りの日の後巫女さんから自分が帰る日が近いことを知る。
(友人がまさか吉原いたとはね~。なんだか調子いい話だな~)

滝の裏から表へ出ると朝だった。どこぞで一泊したか?
携帯で日時を見ると連がタイムスリップした日!
(時間のずれはあったが・・・)
戻れたのだ。なぜか青畑村が懐かしい連、もしあのままあそこに滞在していたら・・・
(さなさんは首をくくって亡くなってしまったから、戻ってもいたたまれ
なかっただろうな~。)

友人と改めて会って話しをする連。このまま二人の関係はいい友人で
あろうな~と思っていたら、連は偶然に出会った女性とお近づきになった😲 
“青畑早苗”という人だった。
おいおいご都合主義の小説になっちゃったな~。
せっかく江戸時代に行っていろいろ体験してきていい経験だったねで
終わりでもよかったんじゃないかと。
タイムスリップものってご都合主義好きだね~😅 
(別にけちつけてるわけじゃない。あえて付け足したのだろうと考えたほうが
いいのかな、ごめんなさい作者様)
コメント
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